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秋の夜長に楽しみたい熟成ボルドー「シャトー・マレスカス」

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シャトー・マレスカス
Château Malescasse

シャトー・マレスカスは、1824年に設立されたワイナリーです。1932年にクリュ・ブルジョワに選出され、1979年から1992年までシャトー・ポンテ・カネのオーナーとして有名なテスロン家が所有者となり品質を大きく向上させました。その後2012年までアルカテル・ルソングループが所有し、2012年からは現オーナーのオーストルイ氏がさらなる品質向上を目指し、情熱をこめてワイン造りを行っています。

手作業による収穫や選果、ポンプを使わず重力だけで醸造を行うなど、高品質な果汁を得るための努力は惜しみません。栽培はサステーナブル農法を実践し、醸造コンサルタントにはあのステファン・ドゥルノンクール氏が招聘されています。

本日は、2003年ヴィンテージのご紹介です。こなれたタンニンが溶け込む凝縮した味わいで、旨みが滲みでるような滋味深さをお楽しみいただけます。

【テイスティング・コメント】
香りには完熟したプラムやブラックチェリー、ドライハーブ、クローブやブラックペッパーなどのスパイス、ローストしたオークのノート。ココアやモカなどのスモーキーな香りや茸、タバコ、下草、タール、腐葉土といった熟成香が現れており、複雑でよき熟成を感じさせる。アタックはソフトでなめらか。果実味は表情豊かで、熟れた果実感にスパイス、こなれたタンニンが溶け込む凝縮した味わい。旨みが滲みでるような滋味深さがあり、13年の歳月を経るもなお瑞々しさを損なわず、その輝きは失せない。しっとりとしたシルキーな舌触り、輪郭はあるが総じて味わいは丸く、アフターにかけて心地よい渋みが残る。

【合わせるお料理】
赤身肉を中心とした料理、すき焼き、ハンバーグ、ビーフシチュー、ジビエなど。

産地:フランス ボルドー地方 オー・メドック地区
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロ30%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド4%