自然なナチュラルテイストの造り。泡のスペシャリストが魅せる。
ドメーヌ・ロジエは、ブランケット・ド・リムーとクレマン・ド・リムーを手掛けている泡のスペシャリストです。オーナーはシャンパーニュ出身のミシェル・ロジエ氏。畑は標高300mのなだらかな斜面の丘に位置しており、土壌は粘土と石灰質です。過剰な施肥、トラクターによる土壌硬化、除草剤の常用を避け、土を深く耕し、土壌の自然なバランスを保ち、病気への耐性を高めるようにしています。
目指すはピュアな葡萄の味わい。認証は受けていませんがオーガニックにて造っています。自然なナチュラルテイスト、バニラや木の味ではなく、『ピュアな葡萄の味わい』を目指しています。自然な味わいこそ、自分たちの味と考えているのです。
本日は、そんなドメーヌ・ロジエから、リムーの伝統品種モーザックを主体にしたスパークリングワインのご紹介です。
鮮やかなオレンジ色のラベルが目を引きます☆
ドメーヌ・ロジエ ブランケット・ド・リムー ブリュット 2014
Blanquette de Limoux Brut /Domaine Rosier
香りにはリンゴや洋梨、白桃などの生き生きとした果実香に朗らかな春の花々、そしてメンソールやアニス、トースト、鉱物的なミネラルのニュアンスが混じり合う。口当たりは柔らかでエキス分が充実しており、辛口にして仄かに残糖感を伴う。もちろん果実由来の純粋な甘さ(旨みと言おうか)であり、味わいは自然そのもの。リンゴ、シードルを思わせる風味が広がり、適度なスパイシーさ、ほろ苦いアフターへと続く。親しみやすい果実味に加え、バランスのとれたすっきりとした酸も好印象。それぞれの要素がバランスよくまとまっている。
【合わせるお料理】
アペリティフはもちろん、和食全般、寿司、魚介を中心とした料理、鶏肉のローストなど。
産地:フランス ラングドック・ルーション
品種:モーザック90%、シャルドネ10%