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秘蔵の熟成バルバレスコ・リゼルヴァ

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本日は熟成バルバレスコのご紹介です。生産者は、ピエモンテの大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮し、同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍していたロベルト・サロット氏。現在は、それらの職を辞し、彼自身の畑をバローロ、バルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。「良いワインは畑で生まれ、セラーで育つ。」がモットーです。

そんなサロットより秘蔵の熟成バルバレスコ・リゼルヴァが届きました。ヴィンテージはなんと1998年です。毎年古いヴィンテージのバルバレスコの一部を一番良い状態になったときにこっそりと出そうと考えて、売らずにキープしていたそうです。熟成は伝統的なスラヴォニア産の樽で48ヶ月以上、その後セメントタンクとステンレスタンクに入れられ、セラーにて管理。2016年にボトリングされました。味わいは非常にやわらかく、そしてエレガント。複雑で持続性のある長い余韻をお楽しみいただけます。

ロベルト・サロット バルバレスコ・リゼルヴァ 1998
Barbaresco Riserva /Roberto Sarotto

香りにはクランベリーやシロップ漬けのチェリー、ドライイチジク、レーズン、しおれたバラ、シナモン、紅茶、そしてバニラやビターチョコ、コーヒーなどの芳しいオークのノート。大変豊かな構成をしており、クローブやタバコなどのスパイシーな香り、なめし革、タール、ジビエ、ジャーキーといった熟成香が次々と現れ魅了する。アタックはソフトでなめらか。果実味は柔らかでふくよかなボリュームと十分なアルコール分を備えている。スパイスが効いた辛口、それでいて旨みが集約されておりエキス分がしっかりと感じられる。酸味は豊かだが溶け込んでおりくっきりとした輪郭を持つ。ネッビオーロ特有の強いタンニンだが既にこなれており今飲んでまさに美味しい。飲み頃に入っているバルバレスコ、コクとともにエレガントな、長い余韻に酔いしれる。

【合わせるお料理】
赤身肉のロースト、ビーフシチュー、赤身魚のカルパッチョ、ジビエなど。

産地:イタリア ピエモンテ
品種:ネッビオーロ100%