一般に生硬で、タニック、熟成により開花する「シャトー・バタイエ」
フランス ボルドー地方 ポイヤック村に位置し、メドック格付けでは第5級にランクインするシャトー・バタイエ。ポイヤックの土壌は、主に砂利質で水はけがよいことから、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に適しており、ワインは力強い味わいのものが多く、バタイエの特徴としても顕著に表れています。元来クラシカルなスタイルで、一般に生硬でタニック、熟成することで味わいは素晴らしく開花します。すぐに楽しまれるのであれば10年程熟成したものをおすすめします。
本日は2006年ヴィンテージのご紹介です。
シャトー・バタイエ 2006
Château Batailley
香りにはカシスやプラム、ブラックチェリー、ミントハーブ、ブラックペッパー、そして樽由来のバニラやトースト、杉、ビターチョコ。他に茸、イチジク、レザー、湿った土のニュアンスがあり複雑、凝縮した果実香に豊かなブーケが広がる。アタックはソフトでなめらか。丸みを帯びたふくよかなボディ感、熟成により全体に柔らかくも、そこにはしっかりとしたカベルネ主体らしい骨格が感じられる。リッチな果実味と穏やかな酸とのバランスがよい。こなれたタンニンは層状でボディに深みと質感を与える。男性的でクラシカルなポイヤック、加えてしなやかさを併せ持ち合わせている。
【合わせるお料理】
赤身肉のロースト、ビーフシチュー、仔羊の赤ワイン煮、ジビエ、モツ料理、フォワグラなど。
産地:フランス ボルドー地方 メドック地区
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド
タイプ:赤ワイン フルボディ
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