トロの魅力を求めて「テソ・ラ・モンハ」
1990年代、まだ世界的に無名だったドゥエロ川下流の産地、トロ地方が一躍注目産地となるきっかけとなり、その後もスーパー・スパニッシュを牽引してきたエグレン家のヌマンシア・テルメス。スペイン・ワイン界において不滅の金字塔を打ち立てたヌマンシア・テルメスのエグレン家が更なるトロの魅力を求めて2007年より新たにスタートしたボデガがTeso La Monja(テソ・ラ・モンハ)です。
これまでは、ティンタ・デ・トロ種(トロ地方のテンプラニーリョ)特有の力強さを活かしたスタイルでしたが「テソ・ラ・モンハでは「可憐さ」や「奥ゆかしさ」が見事に引き出されエレガントな味わいに仕上がっています。
本日はティンタ・デ・トロ100%のキュヴェ、2種類をPicck Upしました☆
アルミレス 2014
Almirez /Teso La Monja
香りには熟した赤や黒のベリーやカシス、イチジク、バラのドライフラワー、ミント、八角やブラックペッパーなどのスパイス、芳しいオークのノート。バニラやトースト、チョコ、シナモンなどのリッチな樽香、そしてバルサミコ、皮革、ジビエ、土、温かな大地のニュアンスが続く。アタックはなめらかで濃厚な果実感、辛口にしてコンポートのような仄かな甘さを伴い、旨みがじんわりと広がる口溶けのよさ。麗しいまでの絶妙な酸とのバランス、親しみやすくもエレガントで同時にアルコール分がしっかりと感じられるふくよかなボリュームある味わい。タンニンは丸くシルキーな舌触り、テクスチャーのある豊かなコクを備え余韻の長さも突出している。
【合わせるお料理】
牛ヒレのステーキやローストビーフ、ピーマンの肉詰め、焼き肉、豚の角煮、マーボ豆腐など。
タイプ:赤ワイン フルボディ
ヴィクトリーノ 2014
Victorino /Teso La Monja
香りには熟したブラックベリーやカシスリキュール、ラベンダー、ムスク、黒オリーブ、八角やタイム、ブラックペッパーなどのスパイス香。凝縮感溢れるアロマにも品良くまとまっており、バニラやココア、チョコ、シナモンを思わせる芳しさがやさしく包み込むように広がる。そしてバルサミコ、皮革、ジビエ、土、温かな大地、ミネラルのニュアンスが続く。アタックはなめらかで濃厚な果実感、香り同様に凝縮度が高く完熟したブラックベリーやカシスにローストしたオークの風味がよく馴染む。舌触りが柔らかな丸いテイスト。豊富なタンニンがしっかりとした骨格を形成し肉付きの良い豊満なボディに豊かなコクを備えている。アルコール分が充実し抜群のインパクト、力強く懐の広さを感じつつ、官能的なしなやかさを併せ持つ。アフターには果実とオークのフレーヴァー、余韻の長さも突出している。
【合わせるお料理】
赤身肉のステーキ、豚肉のロースト、スペアリブ、焼き肉など。
タイプ:赤ワイン フルボディ
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