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2017年7月

ジャン・マルク・ヴァンサン「サントネ・ルージュ 1er Cru レ・グラヴィエール」

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曽祖父の時代から受け継ぐ複雑性と凝縮感、エレガンス

「ジャン・マルク・ヴァンサン」その2

本日はジャン・マルク・ヴァンサンから「サントネ・ルージュ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエール」のご紹介です。

グラヴィエールの土壌は石灰・粘土質で、サントネの畑の中ではコート・ド・ニュイのジュヴレ・シャンベルタンやニュイ・サン・ジョルジュに似通った要素をもつと言われています。ブドウ樹の樹齢は65年の古木です。1.15ヘクタールの小さな区画のため生産本数が少なく、日本には年間360本程しか入荷しないという代物です。

ジャン・マルク・ヴァンサン サントネ・ルージュ プルミエ・クリュ レ・グラヴィエール 2013
Santenay Rouge 1er Cru Les Gravières /Jean-Marc Vincent

香りにはラズベリーやプラム、イチジク、バラのドライフラワー、ドライハーブ、そして木樽からくるバニラやクローブ、シナモンなどのスパイシーなノート。続いてタバコ、皮革、腐葉土、マッシュルーム、ミネラル、仄かなリコリスのニュアンスが加わり熟成による複雑なブーケが魅了する。アタックはなめらかで濃密な果実感、舌触りがシルキーでやさしいタンニンと酸味が綺麗に溶け込んでいる。口溶けのよいスムーズな口当たりで、輪郭はあるが丸みを帯びており繊細、しっかりとした骨格をもつ。やや高めの酸度ながら嫌みのないエレガントな仕上がり。飲むほどに美味しさが込み上がる。ほんのりと甘い果実と香ばしいオークのフレーヴァーが持続し、うっとりとした長く続く余韻を持つ。

【合わせるお料理】
牛肉の赤ワイン煮込み、鴨肉と葱のソテー、北京ダック、東洋のスパイスが効いた肉料理など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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曽祖父の時代から受け継ぐ複雑性と凝縮感、エレガンス「ジャン・マルク・ヴァンサン」

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ジャン・マルク・ヴァンサンは、コート・ド・ボーヌ地区の優良なワイン産地の一つ、サントネに本拠を置く造り手で、ジャン・マルクの祖父アンドレ・バルドレ・ブラヴァールの代に名声を確立しました。気高い気持ちと高尚な感覚を研ぎ澄ませ、伝統的な手法をリスペクト。さらに強いアイデンティティのもと、とても独創的な手法で葡萄を育て、ワイン造りを行っています。

「ブルゴーニュ・ワインは複雑でなければならない(Bourgogne Wine must be complex.)。」そう語るムッシュ、ジャン・マルク。彼のワインはフランスの酒屋でもなかなか出回らない逸品で、2007年度「アシェット」誌には2ツ星★★にて掲載されています。 ヴァンサン家のワインはゆっくり、じっくりと味わうタイプ。飲み進むにつれ、時間の経過とともに、香味が素晴らしい向上を見せます。

ジャン・マルク・ヴァンサン サントネ・ブラン プルミエ・クリュ ル・ボールペール 2014
Santenay Blanc 1er Cru Le Beaurepaire /Jean-Marc Vincent

香りには白桃や花梨、リンゴ、シトラス、アニス、ホワイトペッパー、木樽からくるバニラやパイ皮、ロースト香。加えて砕石や火打石のようなスモーキーな香りとミネラルが入り交じり複雑な奥行を生む。さらにヘーゼルナッツやコーヒー、奥にマーマレードのような仄かに甘いニュアンスが現れる。アタックはなめらかで生き生きとした果実感、伸びやかな酸とのバランスがよく颯爽たる風姿が印象に残る。くっきりとした輪郭ながら丸みを感じさせ、かつミネラリーで、旨みがギュッと集約されている。味わいとしてはまさにピュア(躍動感がある)。気高さと長い余韻を残し、追いかけたくなるような衝動に駆られる。余韻は長くエレガント、うっとりとした長い余韻をもつ。

【合わせるお料理】
クリーム系のマッシュルームのパスタやリゾット、鶏肉料理、アワビの蒸し焼き、寿司、チーズであればボーフォールやシェーブル。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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