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表現力の豊かさと極めてまろやかなタンニンが特徴「シャトー・エメ・ド・ミュッセ」

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昨日に引き続き、元オーゾンヌの醸造責任者パスカル・デルベック氏が手掛けるシャトーです。

ラランド・ド・ポムロールのワインは、サン・テミリオンやポムロールと同様に、メルロ種を主体とした赤ワインのみを産出しており、若いうちから楽しめる親しみやすい味わいのワインが多いです。その中でもこの「エメ・ド・ミュッセ」は、より力強くまろやかで、リッチな質感とコクのある味わいが楽しめます。表現力の豊かさと極めてまろやかなタンニンが特徴的です。

シャトー・エメ・ド・ミュッセ 2010
Château Ame de Musset

香りにはブラックチェリーやプラム、カシスなどの凝縮した果実香にスミレ、リコリス、ミント、スパイスのノートが混じり合う。上品な樽香に、溶け込んだバニラや白檀、チョコ、コーヒー、ココア、トフィーの香り。そして皮革、腐葉土のニュアンスが現れる。香りからも深みや表現力の豊かさが感じられる。アタックは力強く、それでいて柔らか。肉厚なボディ感に加え、果実味は旨みが集約されており甘いグリセリン分を伴う。上質なタンニンが口中に広がり、まろやかでリッチな質感とコクのある味わいが楽しめる。親しみやすくフルーティーで、スパイス、芳しいビターチョコやトーストの風味が一体となるシームレスなアフター。なめらかで、果実とオークのフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】
肉料理、フォアグラ、ジビエ、ソースを使った川魚料理など。

産地:フランス ボルドー地方
品種:メルロ80%、カベルネ・フラン10%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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