ジュヴレ最高峰「クロード・デュガ」のネゴシアン部門「ラ・ジブリオット」
ラ・ジブリオットは、ジュヴレ・シャンベルタン最高峰に数えられる「クロード・デュガ」のネゴシアン部門です。父クロード氏の監修の下、氏のご子息たちが手がけています。ファースト・ヴィンテージは2002年。AOCジュヴレ・シャンベルタンでは5生産者以上、シャルムなどの少量生産でも2生産者以上からの買い付け。もちろんどの生産者から買い付けているかは企業秘密です。
目指すスタイルは、エレガントで深みのあるピノ・ノワールです。ジュヴレ・シャンベルタンは銘醸地として名高い産地ですが、その中にも上質のワインを造っていても日の目を浴びていない隠れた生産者がいます。ラ・ジブリオットは、彼らのワインの中から、その年最上の出来と感じたワインのみを購入し、熟成、瓶詰めして世に送り出しています。
2015年は、全体を通して乾燥が続いたため葡萄は水分を失い凝縮し、ワインは芳醇で飲み応えのあるワインとなりました。ジブリオットにとってもワイン造りを始めて以来最高ともいえる偉大なヴィンテージです☆
本日はACブルゴーニュとジュヴレ・シャンベルタンをご紹介いたします。
ブルゴーニュ・ルージュ 2015
Bourgogne Rouge /La Gibryotte
香りにはチェリーやラズベリー、ブルーベリー、バラ、ドライハーブ、樽由来のシナモンやクローブなどのスパイス香。そしてバニラ香はやさしく新鮮な果実香を尊重し、軽いトーストやタバコ、なめし革、マッシュルームの香りが続く。アタックはソフトでなめらか。凝縮感のある豊かな果実味でパワフルにしてしなやかさを併せ持つ。キメ細かなタンニンと穏やかな酸味が溶け込んでおり味わいはマイルドで、その中にもしっかりとした構造をもつ。広域ブルとしては、味わいの凝縮度、目の詰まり具合、充実感という点において群を抜く。甘辛のバランスが絶妙、アフターフレーヴァーの広がりも素晴らしい。
【合わせるお料理】
牛・鴨肉のロースト、鶏肉の赤ワイン煮込、ジビエ、ソーセージ類、マグロのカルパッチョなど。
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ
ジュヴレ・シャンベルタン 2015
Gevrey-Chambertin /La Gibryotte
香りにはカシスやラズベリー、プラムジャムなどの甘い果実香にスミレ、バラのドライフラワー、ドライハーブ、芳しいオークの香りがアクセント。樽からは品の良いバニラ、クローブやシナモンなどのスパイス、黒砂糖の香り。そしてなめし革、枯れ葉、マッシュルームの香りが続きミネラルのヒントが洗練さを与える。アタックはなめらかで力強い果実感。充実したエキス分とともにしっかりとしたタンニンが感じられ、程よいボリューミーさと骨格が感じられる。現時点では(2017年10月)グラスに注いですぐはバニラ、樽感をやや前に感じるが嫌みが毛頭なくエレガント。じんわりと旨みが広がり若くフルーティーな風味が楽しめる。リッチでコクがありタンニンはビロードのよう。既に美味しいが更なる熟成も期待できる。
【合わせるお料理】
牛や鴨肉のロースト、ジビエ、鶏肉やマグロの赤ワインソース煮、寿司、ウオッシュチーズなど。
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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