世界自然遺産、サリーナ島の恵みのワイン「コローシ・サリーナ・ロッソ」
本日は、世界自然遺産、サリーナ島の恵みのワイン「コローシ・サリーナ・ロッソ」をご紹介いたします。
世界自然遺産に認定されているエオリア諸島。シチリア州の北部に位置する主要7島で構成される火山性の諸島です。カンティーネ・コローシはその一つ、サリーナ島にも畑と醸造所を構えており代表的な生産者として知られています。サリーナ島のブドウ栽培は島の地形的にとても厳しい環境です。直径7km程の島ですがブドウ畑は海抜500m以上あり傾斜が30度以上の急斜面。機械は入れないため全て手作業で畑の手入れが行われます。
畑はサリーナ島の北部、カーポ・ファロ(Capo Faro)からポッリ(Porri)のにかけて約10ha、火山性土壌の特徴が出ているブドウ栽培に適した最高のエリアと考えられています。コローシ・サリーナ・ロッソに使用される葡萄はエトナの土着品種のネレッロ・マスカレーゼとネレッロ・カプッチョ。火山性土壌と地中海の恵みを存分に受け、野性味のある果実やアールグレイのアロマをもち滑らかなタンニンと綺麗な酸とのバランスがとれています。フルボディながら重すぎず余韻も長く楽しめます☆
カンティーネ・コローシ コローシ・サリーナ・ロッソ 2015
Colosi Salina Rosso /Cantine Colosi
香りには野生のチェリーやカシス、小粒の赤い実、八角、ペッパー、アールグレイを思わせ、軽くローストしたオークのノートがやさしく包み込むように広がる。上品な樽香にお香やシナモン、トーストの香り。そしてなめし革やカカオ、心地よい塩気を伴うミネラルが感じられる。アタックはソフトでなめらか。旨みがたっぷりとした非常にジューシーな果実味で濃縮感はあるも幾分軽やかなテクスチャー。キメ細かなタンニンが溶け込んでおり酸とのバランスが優れている。重すぎないエレガントな仕上がり。フルーティーさに加えて香り同様の野生味に溢れており果実味は伸びやか、瞬く間に口中を支配する。アルコール感が充実し余韻も長め。
【合わせるお料理】
牛肉のたたき、豚肉のソテー、マグロのオーブン焼きやカルパッチョ、茄子の肉詰め、クスクス、オリーブを使った料理など。
産地:イタリア シチリア
品種:ネレッロ・マスカレーゼ50%、ネレッロ・カプッチョ50%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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