スヴェレートの可能性を世界に知らしめたワイン「トゥア・リータ」
スヴェレートの可能性を世界に知らしめたワイン 「トゥア・リータ」
トゥア・リータは全く無名であったトスカーナ州、スヴェレートの地に1984年に土地を購入し1988年に葡萄を植樹しました。その後、1992年に待望の初めて瓶詰したワインがリリースされました。当時トスカーナ海岸線の超一流ワインと言えばサッシカイア、オルネライアぐらいしかありませんでしたが、その時代に彗星のごとく現れ、しかもスヴェレートというボルゲリ地区のものではないトゥア・リータのワインが瞬く間に業界を席巻しました。
リリースしてから僅か6ヴィンテージ目でトゥア・リータのトップ・キュヴェ、レディガフィはワイン・スペクテイターにて100点を獲得するという快挙を成し遂げます。さらに2000年のレディガフィにおいてもワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得。イタリアワイン界で2大ワイン評価誌において100点を獲得したワインは、「レディガフィ」のみという奇跡でした。
本日はトゥア・リータより2アイテムをご紹介いたします☆
トゥア・リータ ロッソ・デイ・ノートリ 2016
Rosso dei Notri /Tua Rita
各上のセカンド・キュヴェを使用したお買い得なスタンダードライン
アロマは新鮮味に溢れており野生のベリーやチェリー、カシスなどの果実香、スミレ、ブラックペッパー、ローズマリー。品の良い樽香にバニラやトースト、チョコ、ココア、ナツメグなどを思わせる。そしてヨード、皮革、リコリスの香り、洗練されたミネラルのニュアンス。アタックはソフトでなめらか。濃縮感のある果実味とそれに負けないミネラルや酸味とのバランスが優れており口当たりはジューシーで、エレガントなテクスチャー。丸いタンニンが溶け込み非常に柔らかなボディの中、しっかりとしたストラクチャーを備えている。集約された旨みと、特徴的な心地よい塩気がありミネラルの余韻がアフターへと続く。重すぎないフルボディで余韻も長く楽しめる。トゥア・リータ入門編に。
【合わせるお料理】
トマトソースベースの肉・魚料理、スパイシーチキン、生ハム、パスタやピッツァ、肉と野菜のソース炒め、お好み焼きなど。
品種:サンジョヴェーゼ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、メルロ20%、シラー10%
タイプ:赤ワイン フルボディ
トゥア・リータ ペルラート・デル・ボスコ ロッソ 2015
Perlato del Bosco Rosso /Tua Rita
スヴェレートのサンジョヴェーゼが魅せる果実の奥深さ
香りにはプラムやブラックベリー、ブラックチェリーなどの甘い果実香、リコリス、バラのドライフラワー。コンポートのような香りが止めどなく広がり上品なオークのノートがアクセント。バニラ、クローブやシナモンなどのスパイスの香り、チョコ、コーヒー。そして紅茶やなめし革、ジャーキー、ローストしたアーモンドなどの熟成香があらわれる。アタックはなめらかで濃密な果実感。ふくよかながらも重たさを感じさせず素晴らしく口どけがよい。幾分さらりとした印象にも多量のグリセリン分を含んでおり充実したアルコール感と、その上で旨みがじんわりと染み渡る。上品な酸度、キメ細かなタンニンとのバランスがよく、骨格がしっかりとしつつ全体に丸みを帯びている。柔らかなフルボディ、雑味が無くピュアな果実感が綺麗にフェイドアウトする。
【合わせるお料理】
仔羊や鴨肉のロースト、煮込みハンバーグ、ジェノベーゼやミートソースのパスタ、スモークサーモンなど。
品種:サンジョヴェーゼ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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