ヴァランドローの血統の一つ「クロ・バドン テュヌヴァン」
クロ・バドン テュヌヴァンは、ボルドー最高のサクセス・ストーリーとして知られるガレージワインの代表格“シャトー・ド・ヴァランドロー”のオーナー、ジャン・リュック・テュヌヴァン氏が手掛けるワインです。畑は「シャトー・パヴィ」と「ラルシ・デュカス」の間に位置する好立地にあり、醸造チームを率いるのは妻ミュリエル氏。1998年がファースト・ヴィンテージでメルロとカベルネ・フランで造られています。熟成期間は18~20ヶ月、新樽比率は100%です。
因みにラベルのニワトリのモデルは、実際にテュヌヴァン氏が自宅で飼っていた中国産のニワトリだそうで、友人から食用として贈られたものの情が移って食べられず、ずっと可愛がっていたのだとか。
クロ・バドン テュヌヴァン 2000
Clos Badon Thunevin
香りにはブラックチェリーやブラックベリー、プラムなどの果実香にハーブ、ペッパー、特徴的な木樽由来のロースト香。スモーキーなエスプレッソの香り、香木やバニラ、杉、キャラメルを思わせる。さらになめし革、タール、茸、腐葉土などの熟成香があらわれており複雑性が増す。アタックはソフトでなめらか。未だ鮮度のある凝縮した黒系果実の風味。香り同様に芳しくスモーキーなオークの要素が綺麗に溶け込んでいる。キメ細かなタンニンはゆっくりと丁寧に抽出された証であり舌触りはシルキーで、完熟具合は良好、酸度は低く親しみやすさがある。まさに飲み頃に入っており、厚みが程よく、フィニッシュにほんのりと甘いグリセリン分が感じられる(味わいとしてはもちろん辛口)。
【合わせるお料理】
牛フィレや鴨肉のロースト、ビーフシチュー、ジビエ、茸料理、スモークサーモンなど。
産地:フランス ボルドー地方 サン・テミリオン地区
品種:メルロ70%、カベルネ・フラン30%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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