ホーム>インフォメーション>お知らせとイベント情報>ワイナリー訪問記「ポル・ロジェ -シャンパーニュ-」
お知らせとイベント情報

ワイナリー訪問記「ポル・ロジェ -シャンパーニュ-」

20188816932.jpg
20188816953.jpg

シャンパン・ハウスの評判はノン・ヴィンテージ・シャンパーニュによって決まると言われています。ポル・ロジェはシャンパーニュの聖地エペルネの地で、5代に渡って家族経営を貫き、世界中で愛される格調高いシャンパーニュを生み出しています。ブドウ本来の繊細な味わいを引き出すために、木樽を一切使用せずステンレス・タンクによる発酵、そしてルミュアージュ(動瓶)を重視し、今でも職人によって手作業で行われています。地下に広がるセラーはエペルネで最も深く最新部で35mあり、そこでゆっくりと熟成させることによって極上の泡を伴うシャンパーニュが生まれるのです。

5代目当主、ユベール・ド・ビイさんとランチを同席させて頂いた後、セラーの見学とテイスティングをさせていただきました。

20188816108.jpg
201888161023.jpg
201888161057.jpg
201888161117.jpg

地下セラー

エペルネで最も深く最新部で35m。辺りは暗く一人で入ったら間違いなく迷子になる広さ。

201888161133.jpg
201888161150.jpg
20188816126.jpg
201888161230.jpg

製造ライン

丁度稼働している時間帯で、製造工程を順に見ることが出来ました。ジェロボアム(3L)のドザージュは一本一本手作業で丁寧に行われます。

201888161249.jpg
20188816134.jpg
201888161320.jpg
201888161336.jpg

テイスティング

キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチルは2006VT、他は2009VTを試飲。

この後、特別ルームで社長のローラン・ダルクールさんとディナーをいただきました。ここでももちろんポル・ロジェのシャンパーニュをお供に。レゼルヴ・マグナム(庭園にて)、ブラン・ド・ブラン2002、ブリュット2002、サー・ウィンストン・チャーチル2002、そしてロゼ1999を飲みながらローランさんとの会話を楽しみました。とても優雅なひとときに感無量です。

201888161352.jpg
201888161413.jpg
201888161429.jpg
201888161445.jpg

伝説のリーダー“ウィンストン・チャーチル”の名を冠したプレスティージュ・シャンパーニュ

「ポル・ロジェ キュヴェ・サー・ウィンストン・チャーチル」 歴史上最も称賛されているイギリス人、ウィンストン・チャーチル氏へのオマージュを捧げるために造られたプレスティージュ・キュヴェ。シャンパン愛好家だったチャーチルは数あるシャンパンの中でもポル・ロジェをこよなく愛し自身の愛馬に“ポル・ロジェ”と命名するほど魅了されていました。力強くフルボディでしっかりと熟成した味わいが彼の好みで、グラン・クリュのシャルドネとピノ・ノワールを使用し、その特別なブレンド比率は門外不出となっています。ピノ・ノワールが骨格と幅、強さを与え、シャルドネがエレガンス、フィネス、滑らかさを生み出します。

20188816152.jpg
201888161519.jpg

本日はスタンダード・ライン、ブリュット・レゼルヴをご紹介します。

ポル・ロジェ ブリュット・レゼルヴ NV
Brut Reserve /Pol Roger

香りには洋梨やリンゴ、マンゴーなどの果実香に白い花、カルダモンやアニスなどのスパイスのヒント。そしてブリオッシュやイースト、ヘーゼルナッツ、バニラなどのふくよかな香りが広がりミネラルのノートが深みと洗練さを与えている。口に含むと繊細な発泡が心地よくクリーミーなテクスチャーと、同時にフレッシュな果実感で満たされる。アプリコットやマンダリンオレンジ、マーマレードジャムを思わせ表情は明るく、溶け込んだスパイスの風味が絶妙の甘辛度を保っている。上品でクリーンな酸が味わいを支えておりよい意味でシンプル、実直な個性をもつ。ゆっくりと味わうことで其々の品種の個性の調和 harmony が実感できる。アフターの余韻も長くエレガントに仕上がっている。

合わせるお料理
白身魚のカルパッチョや寿司、牡蠣のグラタン、鶏肉のクリーム煮、海老料理、フォワグラのテリーヌなど。

メゾン所在地:シャンパーニュ地方 エペルネ
品種:ピノ・ノワール33%、シャルドネ33%、ピノ・ムニエ33%

「ポル・ロジェ」のシャンパーニュ詳細はこちら