マセラシオン・カルボニックの魔術師「レイモン・ジュリアン」A.O.P.ミネルヴォワ
「レイモンならではの“ミネルヴォワ”」
本日のワインは、マセラシオン・カルボニックの魔術師「レイモン・ジュリアン」から高樹齢のカリニャンV.V.と限定品のシラーをご紹介します。
マセラシオン・カルボニックは、ボージョレ地区で軽くフルーティなワイン造りに使われることで知られている技法ですが、レイモンはフルボディで生き生きとしたワインを造ることに成功しています。まずはカリニャン。一番樹齢が古いものは1910年植樹の106年で、その他1944年植樹の72年、1968年植樹の48年の3つの区画のカリニャンを使用。しっかりとしていながら、口当たりが滑らかで柔らかなワイン、カリニャンの華やかな香りがとても綺麗にあらわれています。
ラゼロール・ミネルヴォワ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2014
l’Azerolle Minervois Vieilles Vignes /Raymond Julien
香りにはカシスやブラックベリーなどの果実香、プラムソース、オリーブ、シナモンや八角などのスパイスのノートが混じり合い、アクセントに木樽由来のバニラ、トースト香。顕著にあらわれるチョコやココアの香り、さらに皮革や動物的なニュアンスも感じられる。アタックはなめらかで丸みがあり、酸味とタンニンが溶け込むスムーズなテクスチャー。凝縮された風味ながらマセラシオン・カルボニックにより完璧なまでのバランスを誇る。味わいはリッチで親しみやすく、力強くも緻密な構造。たっぷりとした果実味が特徴で、気軽に楽しめる美味しさがある。
合わせるお料理
牛肉と茸の味噌炒め、鴨肉のロースト バルサミコソース、黒酢酢豚、北京ダック、ジビエなど。
産地:フランス ラングドック・ルーション地方
品種:カリニャン100%
タイプ:赤ワイン フルボディ
続いてシラー、ワイナリーの上級キュヴェで生産量は3,000本。パワフルですが果実の甘さ、厚みが感じられアルコール分も充実。
ル・サンドル ミネルヴォワ 2014
Le Cendrous Minervois /Raymond Julien
香りにはブラックベリーやプラム、ラベンダー、ブラックオリーブ、ブラックペッパーが混じり合い、木樽由来のスモークやロースト香がアクセント。加えてタバコ、クローブやナツメグなどのスパイスの香りが広がり、カカオ、なめし革、ベーコンの脂、動物的なニュアンスが続く。アタックはなめらかで中庸の酸度、パワフルだが丸みを帯びており口当たりが良い。キメ細かなタンニンが溶け込み、柔軟でエレガントなテクスチャー、その中にもしっかりとした骨格が感じられる。味わいはリッチでコクがあり引き締まった酸の余韻が心地よい。アルコール分も充実している。
合わせるお料理
ペッパーを効かせた豚肉のロースト 赤ワインソース、鴨肉のロースト、ジビエ、レバー、マグロのソテー バルサミコソースなど。
産地:フランス ラングドック・ルーション地方
品種:シラー90%、グルナッシュ10%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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