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ヘレスD.O.で最高の土壌"アルバリサ"のポテンシャルに迫る「タラジョン・ブルット」

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はるか昔、まだ海だった頃に形成されていたサンゴ礁の名残が石灰質土壌となった“アルバリサ”。この土壌は高品質なシェリーが生まれることでその名が知られていますが、シャンパーニュ地方の白亜質にも類似する優れた土壌です。このアルバリサにいち早く着目し、スペイン南部ながらこの地で丹念に栽培されたシャルドネを用いて、酸の優れたスパークリングワインが誕生しました。

生産者はボデガ・ミゲル・ドメック。当主のミゲル氏はヘレスで最初にシャンパーニュ製法を実践した人物です。

ボデガ・ミゲル・ドメック タラジョン・ブルット NV
Talayón Brut /Bodega Miguel Domecq S.L.

淡いイエローに微かなグリーンのトーン、泡立ちは豊かで小粒の気泡がキラキラと立ち上る。香りには洋梨や白桃、イチジク、グレープフルーツ、白い花のアロマにジンジャーやチョーク、ミネラルのノート。仄かなブリオッシュの香りが複雑さを与え、僅かに塩気も感じられる。アタックはしなやかで旨みが感じられ、第一印象こそフルーティーだが、すぐ後にピールのようなビター感とフレッシュな酸が後味を程よく引き締める。骨格はしっかりとしているが果実味はやさしく、シャンパーニュに通じるような緻密ささえ覚える。コストパフォーマンスが抜群で価格以上の味わい深さがある。

合わせるお料理
前菜、シーフード料理、天ぷら、寿司など。

産地:スペイン アンダルシア
品種:シャルドネ100%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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