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ピックアップ情報

ヴァンサン・ジラルダン X ジャスティン・ジラルダン「2015VT ブルゴーニュ ピノ」

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本日は、「ヴァンサン・ジラルダン」と「ジャスティン・ジラルダン」の「ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015」を飲み比べ。2015年は、全体を通して乾燥が続いたため葡萄は水分を失い凝縮し、ワインは芳醇で飲み応えのあるワインとなりました。

まずは、ジャスティン・ジラルダン。彼の父ジャックはヴァンサンの兄で、サントネに本拠を置くドメーヌ。ワイン造りの哲学は“常に厳格であること。自然を尊重し本質を追求すること。決して派手さは無く、自然で素朴な土地の風味を体現すること”。樹齢50年の古樹。味わいは明朗でとても親しみやすいもの。熟したアロマも魅力的。

ジャスティン・ジラルダン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015
Bourgogne Pinot Noir /Justin Girardin

香りは熟したラズベリーやクランベリーなどの赤い果実香が広がり、続いてトーストやシナモン、スパイシーなオーク、金属的なミネラルのノートがあらわれる。少しジャミーなニュアンスとスモーキーさが一体となり香りのボリュームが増していく。口に含むとソフトでなめらか。肉付きがよく、ジューシーで、充実したアルコール分を備えている。味わいは明朗でとても親しみやすいもの。熟した風味の中、メリハリのある上品な酸とのバランスがよく、総じて柔らかく質感が感じられる。辛口ながらもフルーティーで、濃縮感がただよい、その上で古木ならではの滋味が堪能できる。

合わせるお料理
仔羊・鴨肉のロースト、鶏肉の香草焼き、豚肉の生姜焼き、マグロのカルパッチョ、軽いチーズなど。

 

続いて、ブルゴーニュにおける“ネゴシアンワインメーカー”の先駆者的存在「ヴァンサン・ジラルダン」。ポマール、ヴォルネイ、シャサーニュの葡萄、そしてサン・ロマンとの境にあるオート・コート・ド・ボーヌの葡萄を使用したACブル。こちらは親しみやすい中にもエレガントなスタイルに仕上がっており、出所の良さを感じさせます。余韻に広がりがあります。

ヴァンサン・ジラルダン ブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・サン・ヴァンサン 2015
Bourgogne Rouge Cuvée Saint-Vincent /Vincent Girardin

香りはラズベリーやブラックチェリー、プラム、赤い花のアロマにスパイシーなハーブ、ミネラル、木樽由来のロースト香が混じり合う。バランスがよく、フルーティー(華やか)で、それでいて品がある。カカオやタバコの葉の香りなど、次第に複雑さもあらわれてくる。口に含むとソフトでなめらか。濃縮感がありエキス分・アルコール分の豊かさが感じられ、タンニンはキメ細やか、溶け込んだ酸味との調和が素晴らしい。ミネラリーで、テイストは丸く親しみやすい中にも香り同様の品がある。出所の良さを感じさせるワンランク上のACブル。余韻も広がりがよく、実にエレガントなスタイルに仕上がっている。

合わせるお料理
牛フィレや鴨肉のロースト、ジビエ、鶏肉の照り焼き、ウナギの蒲焼、しゃぶしゃぶ、茄子と肉の味噌炒めなど。

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