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ワイナリー訪問記「シャトー・ド・ボーカステル -ローヌ-」

昨夏にシャトーヌフ・デュ・パプの銘醸「シャトー・ド・ボーカステル」を訪問させていただきました。本日はその訪問記とともにボーカステルのエノテーク2005年をご紹介します。“エノテーク”はボーカステルのカーヴにてゆっくりと熟成させた完全蔵出しワインです。

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ワイナリーの周りに広がるブドウ畑は100haに渡り、なんと一枚地続きの畑で、パプで認められている13品種のブドウすべてが植えられています。特徴的なゴロゴロとした丸い石 -ガレ- に覆われた畑、その下は砂と粘土質からなります。このガレは、以前は日中に太陽熱を蓄えて保温効果を高める役割でしたが、現在は温暖化の影響もあり土中の水分が蒸発しないための蓋の役割を担っています。砂は水捌けがよく、粘土は水分や養分を蓄えます。これらの土壌はブドウにとっては素晴らしい条件下となり凝縮感のあるブドウが育つのです。

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2代目ピエール・ペランが畑を広げ、3代目のジャック・ペランがすべての基礎を築き上げました。当時誰も実践していなかった有機農法を取り入れ、ムールヴェードルやルーサンヌの可能性に着目。先人たちの優れた先見性と弛みない努力の結晶は父から子へと引き継がれ、その伝統は今も守られています。

テイスティングでは、希少なオマージュやルーサンヌ100%の白など、8種類を試飲しました。

シャトー・ド・ボーカステル シャトーヌフ・デュ・パプ ルージュ エノテーク 2005
Châteauneuf du Pape Rouge Oenothèque /Château de Beaucastel

グラスに注いですぐの香りは、黒い果実にオリーブ、プルーン、イチジク、オレガノ、土、鉄、ローストしたオークのノート。やや閉じ気味な印象があるが20~30分ほどでフローラルな香りやリコリス、アニス、煮詰めたベリーフルーツなどの甘やかな香りがあらわれる。香り自体の幅が広がりペッパーやカカオなどのニュアンスも。そして、なめし革やベーコンの脂、トリュフ、麝香など次々にあらわれる複雑なブーケが魅了する。口に含むと柔らかで、果実味は力強くリッチ、厚みが感じられる。舌触りはまるでビロードのよう。スパイスが効いた辛口ながらもその中に「まろやかな甘さ」と「旨み」が共存する。溶け込んだタンニンと果実味、ミネラルが織りなす緻密な構造。14年の歳月を経ているが、未だフレッシュさを損なわず味わいの均衡が保たれている。飲み頃温度は15度、ドライな中にも引き締まった甘みが印象的で、美しくバランスがとれている。

合わせるお料理
ジビエ、スパイシーな肉料理、牛ほほ肉の赤ワイン煮、牛ステーキ トリュフ仕立てなど。

産地:フランス ローヌ地方
品種:ムールヴェードル30%、グルナッシュ30%、シラー10%、クノワーズ10%、サンソー5%、他(ヴァカレーズ、テレ・ノワール、ミュスカルダン、クレレット、ピクプール、ピカルダン、ブールブーラン、ルーサンヌ)
タイプ:赤ワイン フルボディ

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