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同じワインでも樽が違うとこんなに違う!「ベッカー ドッペルシュトゥック」

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『同じワインでも樽が違うとこんなに違う!』

キツネのラベルでお馴染み“フリードリッヒ・ベッカー”。こちら二つのワイン、中身は同じワインですが、使用されている樽の種類が違います。赤いラベルの方がスタンダードのもで、白いラベルには“ドッペルシュトゥック”と表記されています。シュトゥックとは樽の単位で1200Lを指し、ドッペルはダブルの意。つまり2樽分の大きさ(2400L)の大樽にてゆっくりと寝かされたもの。

樽が大きくなれば、ワインが樽と接する面積の割合は小さくなりワインに樽の香味が付きにくくなります。反対に、樽が小さくなるほどワインに樽の影響が大きく出るということです。

本日はドッペルシュトゥックをご紹介します。
大樽にてゆっくりと熟成させたピュアな果実味が持ち味の優しいシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)です。

フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー ドッペルシュトゥック トロッケン 2014
Spätburgunder Doppelstüeck Trocken /Friedrich Becker

香りはラズベリーやストロベリー、レッドチェリーなどの果実香に、ゼラニウム、バラのドライフラワー、ポプリ、シナモンのヒント。そして、微かなオレンジピールの香り、ムスクや森林、ミネラルのニュアンスが感じられる。スタンダード・キュヴェ同様に、フルーティーさと野生味に溢れておりよりピュアな印象、マイルドで豊かな広がりをもつ。味わいはスムーズで、やはりピュア。スタンダードに比べ全体に柔らかく、ゆったりとした滋味がある。控えめで優しいタンニンが溶け込んでおり、爽やかさと繊細なミネラル感が根幹にある。じんわりと染み入る旨み、中盤から果肉感が増していく。過熟無くドライで、果実味と酸とのバランスに優れている。アフターに果実と上品なオークのフレーヴァーが持続し、このクラスとしては突出して余韻は長め、エレガントに仕上がっている。

合わせるお料理
鴨肉のロースト、ベリーソースを添えたポークソテー、鶏肉の赤ワイン煮、ペッパーを効かせた肉料理、ベーコン、カマンベール・フォンデュなど。

産地:ドイツ ファルツ
品種:シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

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