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2019年8月

辛口にして搾りたての果汁のよう「S.ゴベルスブルク レス グリューナーV」

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辛口にして搾りたての果汁のよう「S.ゴベルスブルク レス グリューナーV」

現存するオーストリア最古のワイナリーとして知られる「シュロス・ゴベルスブルク」。最も古い記録では修道僧によるワイン造りが始められたのは1171年とあります。ヴァインフィアテルを本拠地とするシトー派ツヴァッテル修道院の所有ですが、1994年以来、ワイナリー、ブドウ畑、果樹園、穀物畑、家畜等全ての所有権を現オーナーであるミヒャエル・モースブルッガー氏が借り受け切盛りしています。

本日はレス グリューナー・ヴェルトリーナーをPick Up!

レスはアルプス地方から何千年もの時間をかけて風に吹かれて堆積した砂状の黄土質土壌。ワインは軽快な中にも丸みがあり親しみやすい味わいです。

シュロスケラライ・ゴベルスブルク レス グリューナー・ヴェルトリーナー 2018
Schlosskellerei Gobelsburg Löss Grüner Veltliner /Schloss Gobelsburg

香りはグリーンアップルやグレープフルーツ、ライムなどフレッシュフルーツのアロマに、ペッパーやフェンネル、ハーブの香りがアクセント。次第にあらわれる蜜や桃のタルトを想わせるほんのりと甘い香りが魅力的で、他にナッツ、鉱物的なニュアンスを持つ。口に含むと爽やかで、軽快なアタック。キレのある酸と強いミネラルが軸となりスマートな印象だが、果実味は開放的で親しみやすさがある。搾りたての果汁のようなジューシーな味わいで、もちろん辛口。透明感を持ち合わせつつ味わいはしっかりとしている(スッキリとしたフィニッシュ)。

合わせるお料理
サラダ類や軽いパスタ、ズッキーニとジャガイモ炒め、茸料理、和食、寿司、天ぷらなど。

産地:オーストリア ニーダーエステライヒ
品種:グリューナー・ヴェルトリーナー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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ドイツ ファルツで躍進!日本人のケラーマイスターの挑戦「ベルンハルト・コッホ」

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ドイツ ファルツで躍進!日本人のケラーマイスターの挑戦「ベルンハルト・コッホ」

ファルツのハインフェルトに位置する家族経営のワイン生産者「ベルンハルト・コッホ」。ケラーマイスターは兵庫県出身の日本人、坂田千枝さんが勤めています。兵庫県は果樹が豊富な県で、幼い頃より果樹栽培の仕事をしたいと考えていたという坂田さん。17歳の時にドイツにホームステイに行ったことがきっかけとなり、その道に進む決心をしました。ゲオルグ・ブロイヤー(ラインガウ)で9ヶ月、マイヤー・ネーケル(アール)で3年間の研修を積み、国立ヴァインスベルク醸造栽培学校にてさらに専門的な知識を学びケラーマイスターの資格を取得しました。ベルンハルト・コッホにはケラーマイスターとして現在まで6年間勤め、オーナーをはじめスタッフから厚い信頼を寄せられています。

「低価格帯のワインも、上級クラスのワインにも同じ労力をかけています。」と語る坂田さん。今後、さらなる進化が楽しみな生産者のひとりです。

本日はリースリング・ゼクトをPick Up!

ベルンハルト・コッホ リースリング・ゼクト ブリュット 2016
Riesling Zekt Brut /Weingut Bernhard Koch

香りはグリーンアップルやライム、パインなどフレッシュフルーツのアロマに、スイカズラ、花の蜜、白桃のタルトを想わせる。そしてややスモーキーなミネラルのヒント、僅かに塩気も感じられ洗練された趣がある。口に含むと爽やかでクリーミー。リースリングの特徴である華やかさ・繊細さを真に体現しており辛口にして仄かな甘みを伴う。果実味に溢れるもキレのよいすっきりとした喉越しでドライ&チャーミング、果実味と酸とのバランスに優れている。染み入るようなコクと程よくボリュームある味わい。僅かに感じるミネラルのほろ苦さが味わいに深みを与える。

合わせるお料理
アペリティフはもちろん前菜、酢の物、寿司、甲殻類や魚介料理、フルーツの盛り合わせなど。

産地:ドイツ ファルツ
品種:リースリング100%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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