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絶滅の危機に立つ古代品種"サシー"を救え「エドモンド・シャルモー・エ・フィス」

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絶滅の危機に立つ古代品種“サシー”を救え「エドモンド・シャルモー・エ・フィス」

サシーはイタリアをルーツとする13世紀からの非常に古くから存在する白ブドウで、ブルゴーニュではオーセール南部の修道僧によって広められました。かつてはこのエリアで一般的な品種でしたが、大半はシャルドネに植え替えられてしまい、現在は絶滅が危惧されるほど栽培面積は極僅かとなっています。

たまにクレマンで見かけますがシャルドネとアリゴテに、サシーは僅かなブレンド。古代品種サシー100%で白ワインを醸造しているのは今回ご紹介しますエドモンド・シャルモーを含めほんの数えるほどしかありません。

エドモンド・シャルモーでは平均樹齢50年のサシーを使用。『量より質』を重視し、植樹感覚をコントロールしてブドウ樹の勢いを抑えています。昔、一般に造られていた量産タイプのサシーは出来が良くなかったそうです。しかし彼らのように低収量で育てるとよく熟し、他の品種とは個性の異なるクオリティーの高い白ワインに仕上がるのです。

エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017
Coteaux Bourguignons SACY /Edmond Chalmeau & Fils

香りは新鮮なレモンやライム、グレープフルーツにカモミール、そして蜜蝋や塩気、石。少しフリンティで、独特の強いミネラルのニュアンスを感じる。味わいはフレッシュでしなやか。直線的で伸びのある綺麗な酸とミネラル感が特徴で、すっきり感はもちろんのこと、程よくふくよかな印象を与える。旨みがギュッと凝縮されており鼻に抜ける海風のような爽快感が堪らない。活気があり一見酸度は高めだが、一口目よりは二口目と、杯を重ねる毎にその美味しさが込み上がり深みを増していく。繊細で、抜群の透明度。調和の取れた酸が全体をまとめあげ、フィニッシュのキレがよい。

合わせるお料理
サラダ類、魚介のマリネ、ほうれん草のポン酢和え、レモンを添えたフリットや天ぷら、春雨など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:サシー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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