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2020年3月

イタリアやフランスの銘醸ワインを押し退けて高評価を獲得!「トライーニ」

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イタリアやフランスの銘醸ワインを押し退けて高評価を獲得!「トライーニ」

ワイン・スペクテーター2014年、ブラインド・テイスティング企画にてメルロ部門2010ヴィンテージ版が行われ、銘醸“シャトー・シュヴァル・ブラン”などを抑え“マッセート”に次ぐ第2位を獲得したのがトライーニの「ピッコネロ」です。マッセートの市場価格が70000~100000円しますから、このピッコネロがいかに素晴らしいワインなのかご理解いただけると思います。

因みにメルロ部門2008ヴィンテージ版では、マッセートを抑え堂々の第1位を獲得。おそらく2008ヴィンテージは市場に残っていないと思われますが、ピッコネロ自体の評価でみると2008より2010の方が高評価を集めています。

トライーニ ピッコネロ 2010
Picconero /Tolaini

香りはパンチのある凝縮した果実香が魅力的で、チェリーやラズベリー、プラムに、シナモンやブラックペッパーなどのスパイス、バニラ、トースト、チョコ、リコリスのヒント。他にタバコやメントール、皮革、ミネラル香、ドライフルーツのような香りも感じる。深く優雅な奥行を醸し出し複雑性に富んでいる。口に含むとリッチでまろやか。アルコール感が充実しグリセリン分が豊かで、濃厚な風味ながらスムーズ。タンニンはキメ細かくしっかりとした構造。ボリューミーで、噛めるような質感があり味わいは幾重にも層を成す。旨味とコクのバランスが絶妙で、飲み応えはもちろん官能的なエレガントさを併せ持っている。

合わせるお料理
牛や仔羊のグリル、牛肉とじゃがいものマスタード炒め、煮込みハンバーグ、トリッパのトマト煮込みなど。

産地: イタリア トスカーナ州
品種: メルロ65%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、プティ・ヴェルド5%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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自然を尊重したワイン造り「シャトー・デ・ゼサール」-カベルネ・フラン-

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自然を尊重したワイン造り「シャトー・デ・ゼサール」

かつて料理人だったという、オーナーのパスカル・キュイセ氏は語ります。 『私は、ワイン造りは90%が自然の力によるものだと信じている。そして残りの10%は理解できない未知の部分を持つ。私にはその10%の未知の世界が面白くてしかたがない。私のワインはどこのコピーでもない、私のワインなのである。それはまるで料理つくりと同じである。よい材料が肝心で、さらに個々の料理人の味わいが出る。テクノロジーに頼ると品質が画一化してしまう。私は最高の畑を持っているし、自然だけを相手に働くので、各品種が個々の個性をもったよいフルーツを造ってくれる。』と。

そんな彼が、大好きな品種のひとつに「カベルネ・フラン」があります。

シャトー・デ・ゼサール レ・フラン 2017
Les Francs /Château des Eyssards

品種:カベルネ・フラン100%

近年、温暖化の影響で熟したブドウが収穫できるようになり、青っぽさを抑えられるようになったそうです。力強く濃厚な味わいながら繊細さを合わせ持ち、程よい渋みとコクが楽しめます。

Tasting… ブラックベリーやブラックチェリーに熟した赤い果実の香り。そしてイチジク、特徴的なミントの香りとドライハーブ、ブラックペッパー、タバコ、ダークチョコ、カカオのヒント。口に含むとフレッシュでスムーズ。表現豊かな果実味がまろやかに広がりタンニンはキメ細かくボディに溶け込んでいる。力強く濃厚な味わいながら繊細さを合わせ持ち、調和のとれた上品な酸が味わいを支える。たっぷりとした風味となめらかさが魅力のフルボディ。程よい渋みとコクがあり充実した飲み応え。

合わせるお料理
ローストビーフ、ロースカツ、ジビエ、炭火焼鶏、鰻の蒲焼、ピーマンの肉詰め、茸料理など。

産地: フランス ベルジュラック
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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ピエモンテの革新的な造り手「ロベルト・サロット」-3-

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ピエモンテの革新的な造り手「ロベルト・サロット」

引き続きロベルト・サロットのワインから、本日はバルバレコをご紹介します。

ロベルト・サロット バルバレスコ ガイア・プリンチペ 2015

この「ガイア・プリンチペ」は、ネイヴェ村の丘の上にある単一畑で、収穫したブドウを100%アパッシメント(ブドウの陰干し)させています。アパッシメントの比率は年ごとに少しずつ増やしてきたそうです。これにより口当たりがソフトになり早くから楽しめるとのこと。

ですが、同時にアマローネ張りの高いアルコール分を備えておりパワフルな印象も受けます。なんとアルコール度数は16度と高め。味わいの深さと柔らかさを追求した新時代バルバレスコ、ここにあり!

ロベルト・サロット バルバレスコ ガイア・プリンチペ 2015
Barbaresco Gaia Principe /Roberto Sarotto

香りは煮詰めたチェリーやベリーに、カシス、プルーン、スミレ、ドライフラワー。甘さと共にスパイシーな要素が豊かに香りローズヒップやアニス、シナモン、僅かにメントールのニュアンスを感じる。他に紅茶、リコリス、タバコ、バニラの香り。優雅で、甘く魅惑的な芳香が鼻腔をくすぐる。口に含むとスムーズでまろやか。程よく肉付いたボリュームとコク、同時にアマローネ張りの高いアルコール分を備えパワフルな印象。タンニンはキメ細かく舌触りはしっとりとしておりなめらかで、酸とのバランスが優れている。モダンなつくり、フルボディ。長く楽しめるフレーヴァーの広がりと充実感がたまらない。

合わせるお料理
牛肉の赤ワイン煮込み、牛・鴨・ラム肉のロースト、ジビエ、ハンバーグ、ビーフシチューなど。

産地: イタリア ピエモンテ
品種: ネッビオーロ100%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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ピエモンテの革新的な造り手「ロベルト・サロット」-2-

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ご息女のエレーナさんに捧げた最高のバルベーラ

ロベルト・サロット エレーナ バルベーラ・ダルバ 2016

ピエモンテの地葡萄を愛し、斬新なアイデアで素晴らしいワインを次々と世に送り出す生産者、ロベルト・サロットから、本日はご息女のエレーナさんに捧げた最高のバルベーラをご紹介します。

このバルベーラは良い年にしか造られない特別なワインです。バローロ村とセラー近くのロンコヌオーヴォ村のバルベーラを使用しています。50~60年の高樹齢のため非常に集約感のある葡萄が出来ます。

2016VTはルカ・マローニ ベストワイン年鑑2019にて、 99点を獲得した逸品です!

ロベルト・サロット エレーナ バルベーラ・ダルバ 2016
Elena Barbera d’Alba /Roberto Sarotto

香りは熟したブラックチェリーやブラックベリー、プラム、スミレのアロマが広がり、シナモンやナツメグなどスパイシーな香りがその際立った濃縮味を引きたてる。そしてバニラやカラメル、チョコ、トーストなどの芳しいオークの香りに、タバコ、皮革、ミネラルのニュアンスが複雑に混ざり合う。口に含むとふくよかで、ビロードのようになめらか。力強くジューシーなエキス分に富んでおり濃厚で、集約感がある。高いアルコール感と豊かなグリセリン分を感じつつ緻密さもあり上質なタンニンによって骨格がしっかりとしている。余韻は長く、コクと共に心地よい渋みが感じられる。

合わせるお料理
牛・仔羊のロースト、牛肉のトマト煮、ジビエ、白トリュフのリゾット、チーズフォンデュなど。

産地: イタリア ピエモンテ
品種: バルベーラ100%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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