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若きヴィニュロンが醸すナチュラルなアルザス ワイン「ドメーヌ ブレル」

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若きヴィニュロンが醸すナチュラルなアルザス ワイン「ドメーヌ ブレル」

現オーナーは7代目にあたるジュリアン ブレル氏です。弱冠29歳ながら、ラ ルヴュ デュ ヴァン ド フランスの特集記事“L’ALSACE Le miracle de la diversité”では、ジュリアンが写真入りで紹介され、彼の手掛けた「ハネンベルク リースリング 2019」が93点を獲得。この特集に掲載されたアルザスの白ワインでは最高得点で、期待の若手生産者として注目を集めています。

ワイン造りの哲学は『テロワールが持つスタイルをそのまま醸造する』こと。 彼はワイン造りで最も大切なものは畑だと言います。ワインメーカーは畑に出て、テロワールを理解し、個々のヴィンテージを感じる必要があり、偉大なテロワールを表現したワインにするには、ワインをあるがままに任せることが重要だと。畑は細かい区画に分かれ、それぞれが異なる多様性を持っています。ジュリアンは個々の区画、土壌の特徴を見て、それぞれの個性をワインに表現したいと考えています。

本日は数種のブレンドでつくる「モルス」と「ライメン シルヴァネール」をご紹介します。
モルスはアロマティックかつ芳醇でしなやかなワイン、ライメンはまるみがあり、若いうちから楽しめるみずみずしさが特徴です。

ドメーヌ ブレル モルス 2020
Molse /Domaine Boehler

エキゾチックなアロマが魅力的で、マスカットや桃のコンポート、白い花、ほんのり甘い蜜の香り。そしてスパイスや柑橘系の皮のような香りがアクセント。味わいは円やかでジューシー。豊かな果実味が溢れんばかりに広がり辛口にして残糖感が心地よい。熟した風味にもだれることがなくエレガントに仕上がっている。ふくよかで優しい口当たりが好印象。すいすいと杯が弾む、さながら大人のジュース♪合わせるお料理は、バーニャカウダ、シュークルート、キッシュ、蒸し鶏など。

ドメーヌ ブレル ライメン シルヴァネール 2019
Leimen Sylvaner /Domaine Boehler

新鮮なグリーンアップルや洋梨の香りと、アプリコット、シロップ漬けの柑橘類を想わせるほんのり甘さのある香り。さらにハーブ、カルダモン、硬質的なミネラルのノート。味わいは丸みを帯びておりふくよかなボディ感。舌上でとろりと力強い粘性が感じられ充実した果実味で満ち溢れる。瑞々しく、酸味は穏やか。心地よい残糖感と、フレーヴァーの広がりが素晴らしい。合わせるお料理は、キッシュ、シュークルート、ムニエル、シーフード、寿司など。

産地: フランス アルザス地方

タイプ: 白ワイン 辛口

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