ブル公国、初代公王のシャトーが醸すビオロジック ワイン「フィリップ ル アルディ」
ブルゴーニュ公国、初代公王のシャトーが醸すビオロジック ワイン「フィリップ ル アルディ」
『ガメイ種禁止勅令』。1395年、ブルゴーニュの畑からガメイを引き抜き、より高貴なピノノワールを植えるよう奨励したのが、ブルゴーニュ公国の初代公王、フィリップ ル アルディ(豪胆公)でした。この勅令は、その後のブルゴーニュにとって大変画期的なものとなったわけですが、かのフィリップ公王が所有していた城の一つにサントネ村の”シャトー フィリップ ル アルディ”があります。
畑はサントネをはじめ、アロース コルトン、ポマールなどボーヌ地方を中心に広がり、さらにはニュイの特級クロ ド ヴージョを所有、総面積は98haに及びます。 畑では除草剤に頼らず耕作するとともに、草生栽培を施し土壌の微生物層を活性化。”カリテ フランス”と”テッラ ヴィティス”の認証を受けたビオロジック栽培を実践し、テロワールの特徴を最大限引き出すべく、最適な醸造が行われています。
ワインのスタイルは、白ワインはピュアなアロマ、緻密さ、エレガンス。赤ワインは、ピノノワールの豊かさと、赤系果実味と黒系果実味の広がりを見事に表現し、フレッシュさ、濃縮、美しい滑らかさ、エレガントなタンニンが特徴です。
本日はACコート ドールからピノ ノワールとシャルドネをご紹介します。
(シャルドネはモノポールです。)
ブルゴーニュ コート ドール プレソニエール ルージュ 2019
Bourgogne Côte d’Or Pressonnier Rouge /Philippe le Hardi
香りはラズベリー、チェリー、甘草のアロマとバニラやトースト、モカなどの芳しいオークのノート。味わいはなめらか。タンニンはキメ細かく、溶け込んだ酸味が調和。充実した果実味の中、ビビッドで、非常に綺麗なまとまりを見せる。ボディ感が程よく柔らかなテクスチャー。ほのかな甘みとスパイシーさが絶妙のハーモニー。ゆったりと広がる果実のフレーヴァーが印象的。
合う料理
鴨・豚肉のロースト、鴨とポルチーニ茸のパエリア、焼き鳥 ネギま、仔牛の煮込み料理など。
ブルゴーニュ コート ドール クロ ド ラ シェーズ デュー ブラン (モノポール) 2018
Bourgogne Côte d’Or Clos de la Chaise Dieu Blanc(Monopole) /Philippe le Hardi
香りは白桃、グレープフルーツなどのフレシュなアロマにヘーゼルナッツ、ホワイトペッパー、ミネラル、上品なオークのノート。やさしいバニラ、時間の経過と共にコーヒーのような香りもあらわれる。口に含むと爽やかでしなやか。綺麗な酸を感じるエレガントな飲み口で、バックボーンとなるミネラルが味わいに深みをもたらしている。一言でいえば純粋で、優雅。緻密な構造をもっており余韻の長さも突出している。
合う料理
バターを使った白身肉や魚のソテー、エビチリ、仔牛や白身肉のクリームソース煮、豆乳鍋など。
商品ページはワイン名をClick