2022年11月
オーストリアの新酒ホイリゲが解禁!「ツァーヘル ウィーナー ホイリゲ 2022」
オーストリアの新酒ホイリゲが解禁になりました!
ツァーヘル ウィーナー ホイリゲ 2022
Wiener Heuriger /Zahel
本日、11月11日は、オーストリアの新酒ホイリゲの解禁日です。 我が家も早速いただきました。
フレッシュなリンゴや白桃などのフルーティーなアロマが魅力的。子供の頃に食べたハイチュウ グリーンアップルのような香りも広がり懐かしさを覚えます。ピチピチと弾ける軽快な飲み口で、すっきりとした味わいです。
生産者は「ツァーヘル」。ホイリゲの故郷といわれるウィーンから、日本市場におけるホイリゲワインの草分け的存在として知られており、ワイナリーは1766年マリア テレジアによって“マウワー”の小学校として建てられました。ツァーヘル家は3世代に亘ってワイン造りを行っています。
ひとつの畑に複数の葡萄品種(シャルドネ、リースリング、グリューナー フェルトリーナーなど)を混植し、同時収穫したものを一緒に混醸するというウィーンの伝統的ワイン“ゲミシュターサッツ”で造られています。
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NZワイン トップクラスの高品質「クウォーツ リーフ」
NZワイン トップクラスの高品質「クウォーツ リーフ」
ニュージーランドのセントラル オタゴは、南緯45度に位置しており世界最南端のワイン用ブドウ栽培地として知られています。主要なブドウ品種はピノ ノワールですが、近年、ピノ グリやリースリングといった白ワイン用品種も高評価を収め、注目度が高まっています。畑は、ニュージーランドの中では最も標高が高く200~400mに位置し、昼夜の温度差が大きく比較的乾燥した気候です。冬から春にかけては非常に涼しく、夏は日照量が多く、秋にかけても雨があまり降らないため、長いブドウ生育期間から凝縮した実を結びます。
セントラル オタゴはブドウ栽培地としての歴史は比較的浅いながらも、フランスのブルゴーニュ、アメリカのオレゴンと並び、世界のピノ ノワール三大産地として称えられています。
そんなピノ ノワールの銘醸地セントラル オタゴから、生産者「クウォーツ リーフ」のご紹介です。
クウォーツ リーフは、セントラル オタゴのサブリージョンであるベンディゴに、ニュージーランド ワイン メーカー オブ ザ イヤーの栄誉に2度も輝いたルディ バウアー氏が設立したワイナリーです。ブドウ畑の下に広がるニュージーランド最大の石英地層(クウォーツ リーフ)をワイナリー名に冠し、1862年当時、金の採掘で有名だったこの地をワインの銘醸地に引き上げました。所有する30ヘクタールの畑はバイオグロによりオーガニック認定を、さらにデメテールによりバイオダイナミック認定を受けています。
本日は魅力的なアロマを放つピノ ノワールと、シャンパーニュに似通った品質のスパークリングワインをPick Up!
クウォーツ リーフ ピノ ノワール 2019
Pinot Noir /Quartz Reef
芳香性が豊かで、チェリーやベリー、プラム、スミレ、赤いバラを思わせる魅力的なアロマ。そしてクローブ、シナモン、ハーブの香り。次いでマッシュルームやレモンティー、ほのかな土っぽさ。味わいはなめらかでジューシー。僅かに残糖を感じる充実した果実味が伸びやか。調和のとれた穏やかな酸味、タンニンは繊細で綺麗に溶け込んでおりベルベットのような質感を与える。開放的で、品種の個性を最大限に表現し、優雅さと親しみやすさが見事に共存している。アルコール感も申し分なく余韻も長め。ピノ ノワール100%。
合う料理
仔羊・鴨肉のロースト、牛肉のたたき、豚肉となすのトマト煮込み、治部煮など。
クウォーツ リーフ メトード トラディショナル ブリュット NV
Methode Traditionnelle Brut /Quartz Reef
香りはリンゴ、洋梨のアロマとチェリー、わずかなシトラスのアロマ。そしてブリオッシュ、ペイストリー、フルーツタルトなど。次第に蜂蜜のニュアンスも現れる。味わいは爽やかでジューシー。非常に表現力が豊かでクリーミーな質感が味わいに幅をもたらしている。親しみやすいが繊細で、優美な余韻へと誘う。ドライ感がありシャンパーニュに似通った品質をもつ。コストパフォーマンスに秀でた一本! ピノ ノワール74%、シャルドネ26%。
合う料理
前菜、甲殻類、鶏肉のグリル、天ぷらなど。
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銘醸地クレア ヴァレー、リースリング & シラーズの旗手「ジム バリー」
銘醸地クレア ヴァレー、リースリング & シラーズの旗手「ジム バリー」
オーストラリアのテーブル ワインのパイオニア、「ジム バリー」のご紹介です。 ジム バリーがクレア ヴァレーでワイン造りを始めたのは1947年。クレア ヴァレーのローズワーシー農業大学で醸造学の学位を取得した初の専門ワインメーカーとなり、22年間クレア ヴァレーにてワインメーカーを務めオーストラリアワインのパイオニアとして名を馳せました。1974年のファースト ヴィンテージを皮切りに数々の素晴らしいワインを世に送り出しています。
2004年にジム バリーは惜しくも他界しましたが、家族経営のワイナリーは息子達の世代に引き継がれ、今は孫たちも含めジムの伝統を受け継ぎワイナリーの経営を行っています。
本日はドライ リースリングとシラーズ、そしてシラーズとカベルネのブレンド、ザ バリー ブラザーズ レッドをPick Up!
ジム バリー ロッジ ヒル リースリング 2021
Lodge Hill Riesling /Jim Barry
香りはライムやグレープフルーツ、青リンゴなどフレッシュなアロマ。そしてスイカズラ、白いバラ、鉱物的なミネラルのノート。味わいは爽やかでジューシー。凝縮したリッチな果実味ながらも甘さが抑えられておりシャープな酸味が輪郭を形成。力強く洗練された飲み口でドライ感、キレの良いフィニッシュ。すっきりとした後味にもアロマティックな香味の広がりが印象的、素晴らしい。リースリング100%。
合う料理
魚介の天ぷら、ヒラメのムニエル、鶏肉のソテー、和食、中華など。
ジム バリー ロッジ ヒル シラーズ 2019
Lodge Hill Shiraz /Jim Barry
コンポートした赤や黒のベリーフルーツ、プラム、ラベンダーのアロマ。そしてハーブ、ペッパー、シナモン、甘いスパイスの香りに、チョコレートやトースト、軽いロースト香。味わいはなめらかで凝縮した果実感。ふくよかで程よく肉付き、キメ細かなタンニンが溶け込んでおり円やかなテクスチャー。過熟感がなくフレッシュな酸が味わいを支えており、アフターに続くほんのりビター加減が心地よい。シラーズ100%。
合う料理
仔羊のロースト 赤ワインソース、鶏肉の炭火焼き、ジビエ、ハンバーグ、茸のリゾットなど。
ジム バリー ザ バリー ブラザーズ シラーズ カベルネ ソーヴィニヨン 2016
Lodge Hill Shiraz /Jim Barry
赤や黒のベリーフルーツ、チェリー、プラムなどの果実香にスミレ、ミント、甘いスパイス、ほのかなロースト香。味わいはなめらかでソフト。たっぷりとした果実味にキメ細かなタンニンと調和のとれた酸味、スパイシーなハーブのニュアンスが相俟って重たさを感じさせない。スムーズな飲み心地で円やかなコクがある。余韻はスパイシー、かつ華やかな果実のフレーバーが持続する。シラーズ60%、カベルネ ソーヴィニヨン40%。
合う料理
ラムチョップ、豚肉のソテー、茸と鶏肉のオイスターソース炒め、ソーセージ、ボロネーゼなど。
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~南フランスへの夢~理想の地、カゼル「アンヌ グロ エ ジャン ポール トロ」
~南フランスへの夢~理想の地、カゼル「アンヌ グロ エ ジャン ポール トロ」
ヴォーヌ ロマネ屈指の醸造家であるアンヌ グロと、夫でありショレイ レ ボーヌの名手ドメーヌ トロ ボーで活躍しているジャン ポール トロが夫婦で立ちあげたワイナリー、アンヌ グロ エ ジャン ポール トロ。
元々、南フランスへの憧れもあったアンヌは、南仏ワインの試飲・視察を重ね、ピノ ノワールとシャルドネ以外の品種の素晴らしさを知りミネルヴォワに運命的な出会いを感じたといいます。粘土石灰質、砂岩質という土壌の多様性、そして、4種類のブドウ品種の発見、様々な樹齢のブドウ樹、ヴォーヌ ロマネと同じ標高220mであるモンターニュ ノワールと呼ばれる丘の麓という素晴らしい環境など、これらの様々な要素をもって、ミネルヴォワの「カゼル」の地に、夫ジャン ポールとともにドメーヌを設立することを決意しました。
今回は定番であるLa 50 / 50 ラ サンコント サンコントと、トップ キュヴェのレ カレタル、そして白ワインのラ ヴェルメンティーノが入荷しました。先の赤ワイン2つは過去にご案内しておりますので、本日は白ワインのラ ヴェルメンティーノをご紹介します。
アンヌ グロ エ ジャン ポール トロ ラ ヴェルメンティーノ 2020
La Vermentino /Anne Gros & Jean-Paul Tollot
香りは新鮮なリンゴ、グレープフルーツ、白桃のアロマにサンザシ、ジャスミン、フェンネルのノート。口に含むと瑞々しくなめらか。凝縮した果実味の中に綺麗な旨みが感じられ、角の取れた心地よい酸味が好印象。温度が上がるにつれてふくよかさが増し、滋味あふれる味わいが食欲をそそる。バックボーンにはミネラル感、すっきりとしながら味わいに奥行きをもたらしている。
合う料理
スモークサーモンのマリネ、魚介のグリル、フライ、カツレツ、牡蠣など。
産地: フランス ラングドック ルーション ミネルヴォワ
品種: ヴェルメンティーノ100%
タイプ: 白ワイン 辛口
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力強い直線的なミネラルが称賛!「ジャン ルイ ヴェルニョン」
力強い直線的なミネラルが称賛!「ジャン ルイ ヴェルニョン」
一般的にメニルのシャルドネは鋭く厳しい酸と、細く硬いミネラルを持ち若いうちはタイトで飲みにくい印象があります。そのため通常は酸を柔らかくするためにマロラクティック発酵を行うのですが、「ジャン ルイ ヴェルニョン」ではこの工程がありません。
彼らのシャンパーニュの最大の魅力は『早い段階から美味しく飲むことができる』こと。その秘密は“十分に熟したブドウを使う”という点にあります。メニルの個性を活かすため、マロラクティック発酵を一切行わずに鋭い酸と硬いミネラルを最大限に引き出し、それでいてそれらに負けないだけの豊かな果実味を持つ、熟したブドウを育てているからです。畑ではビオを意識しながらサスティナブル農法を実践しています。「良いワインが良いシャンパーニュを造る」と考えています。
自身のシャンパーニュを一言で“Salinité” (塩気)と表現する彼のシャンパーニュはIWC誌からもその力強い直線的なミネラルが称賛され、WA誌でもとりわけその美しい酸とミネラルに由来する味わいのクリアさやブドウのピュアな力強さが大絶賛されています。
本日はシャルドネ100%のブラン ド ブラン「コンヴェルサシオン」をご紹介します。
ジャン ルイ ヴェルニョン コンヴェルサシオン ブリュット グラン クリュ NV
Conversation Brut Grand Cru /J-L Vergnon
香りはグレープフルーツ、桃、洋梨、白い花のアロマにジンジャー、スパイス、石灰的なミネラルのヒント。そして特徴的なナッツやビスケット、ペイストリーを思わせる香ばしい香り。口に含むとフレッシュでキメ細やか。集約感のある力強いアタックで、しっかりとしたストラクチャーをもつ。バランスのとれたボリュームと心地よい爽快感、程よい苦みが全体を引き締める。ドライで、キレのよいフィニッシュ。
合う料理
白身肉や魚介のグリル、オマールのロースト、ホタテのソテー、カニグラタンなど。
所在地: シャンパーニュ地方 コート デ ブラン地区 メニル シュール オジェ
品種: シャルドネ100%
タイプ: スパークリングワイン 白 辛口
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