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2022年12月

シャトー コス デストゥルネルがつくるAOC メドック「ジェ デストゥルネル」

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シャトー コス デストゥルネルがつくるAOC メドック「ジェ デストゥルネル メドック」

サン テステフのトップに君臨するシャトー コス デストゥルネルが、新たな試みとして目を向けたのが、伝統あるこのボルドーの地で“ニュー ワールド スタイルのワインを造り出す”というものでした。

ニュー ワールドの中でも著しい発展を見せる南アフリカの若手醸造家トレザンバンセキューとタッグを組み、ボルドーの北部メドックにある「グレ」という港の近くにある畑を購入し、近代的な設備を備えた醸造所を新設しました。

2003年が初ヴィンテージとなる「グレ」の誕生は業界に大きな激震を走らせました。夏場の猛暑もあり凝縮度が増したワインは『ニュー ワールド ワインより繊細。ボルドー ワインよりパンチがある』と、これまでのボルドーには無い新しいスタイルのワインを生むことに成功。ボトルも新スタイルのワインに相応しいデザインが起用され、伝統的なボルドー型のボトルではなく、スタイリッシュで個性的なものが採用されました。

グレ バイ コス デストゥルネルは、2019ヴィンテージより、「ジェ デストゥルネル」に名称変更しラベルもゴージャスな金色になって生まれ変わりました。

ジェ デストゥルネル 2019
G d'Estournel Médoc

香りはブラックベリー、ブルーベリー、カシス、スミレのアロマにタイム、ミント、甘草、ローストしたオークのノート。味わいは柔らかく継ぎ目のないシルキーなテクスチャー。新鮮でたっぷりとした果実味があり表現力が豊か。ブラックベリーや野生の花、ハーブの風味が入り混じりほろ苦いオークの要素が心地よいアクセント。モダンなつくり、親しみやすい味わい。それでいてエレガントさも兼ね備えている。

合う料理
牛肉のタタキ、ローストビーフ、ビーフシチュー、赤身肉料理、すき焼きなど。

産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ86%、カベルネ ソーヴィニヨン13%、カベルネ フラン1%

タイプ: 赤ワイン フルボディ

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躍進を続けるスーパーセカンドの代表格「シャトー コス デストゥルネル」

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躍進を続けるスーパーセカンドの代表格「シャトー コス デストゥルネル」

革新を続けたブリュノ プラッツから、その息子ジャン ギョーム プラッツへと引き継がれ、変わらず躍進を続けているメドック格付け第2級 シャトー コス デストゥルネル。2009年と2016年にはワイン アドヴォケイトにて100点を獲得するなど、ヴィンテージによっては五大シャトーに比肩する肉付きがよく豊かな質感、エレガントで余韻の長いワインを生み出しています。

本日はシャトー コス デストゥルネルのセカンド銘柄「パゴド ド コス」のご紹介です。
94年から造り始めたセカンド銘柄です。ファーストよりは軽めですが、緻密度の高さ、味わいの深みとしなやかさはしっかりと受け継いでいます。

パゴド ド コス 2017
Pagodes de Cos

香りはブラックチェリー、ラズベリー、カシスのアロマ。加えてクローブや炭、スモーキーなニュアンスが漂いアニス、タバコ、スパイシーなオークのノートが混ざり合う。味わいはなめらか。シルキーなタンニンと穏やかで上品な酸がバランスよく、しっかりとした骨格を形成。カチっというよりはやさしく繊細でスマート、優美な質感が印象的。時間の経過と共に風味に柔らかさが増していく。ゆったりと広がる果実味、綺麗な余韻が広がる。

合う料理
ローストビーフ、赤身肉のジビエ、ビーフシチュー、チーズであればゴーダやエダムなどのハード系。

産地: フランス ボルドー地方 サン テステフ
品種: カベルネ ソーヴィニヨン、メルロ
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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船便の2022年産ボージョレ ヌーヴォーが入荷いたしました!

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お待たせいたしました。
船便の2022年産ボージョレ ヌーヴォーが入荷いたしました。

先に、ご注文いただいておりましたお客様には順次手配しております。
商品到着までもうしばらくお待ちください。

また、イタリアの新酒 ノヴェッロですが こちらはまだ時間がかかるようです。
もうしばらくお待ちください。

表現力豊かなワイン。パソ ロブレスで注目の造り手「グレイ ウルフ セラーズ」

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表現力豊かなワイン。パソ ロブレスで注目の造り手「グレイ ウルフ セラーズ」

(バートン ファミリー ワインズ)

このジンファンデル、とても美味しいです。
甘すぎず艶っぽい果実味、とろみを感じさせるような強い粘性ながらもエレガントな仕上がりです。

そしてボルドー ブレンドでつくる「リニエージ」は、リッチでたっぷりとした濃厚な果実味に満ち、ハリのある上品な酸がバランスよく力強くもしなやかさを演出しくれます。

生産者はグレイ ウルフ セラーズ(バートン ファミリー ワインズ)です。ワインの銘醸地パソ ロブレスで1994年にジョー バートンが次世代へ繋ぐファミリービジネスとして設立したブティック ワイナリーです。残念ながら1998年に他界しましたが、ご子息のジョー ジュニアが23歳の若さでワイナリーを引き継ぎ、父の築いたワインの文化や思想をしっかりと継承されています。

【グレイ ウルフ ジンファンデルにおすすめ料理】
牛フィレやラム、鴨肉のロースト、すき焼き、ソースを使った料理、ソーセージ、焼き鳥など。

【グレイ リニエージにおすすめ料理】
牛やラム肉のロースト、スペアリブ、角煮、ソースを使った料理など。

クリスマスやお正月にいかがですか。
個人的に今後も注目していきたい生産者です。

グレイ ウルフ ジンファンデル 2021
Grey Wolf Zinfandel /Grey Wolf Cellars

香りはブラックチェリー、ブラックベリー、プルーン、ドライイチジク、スミレの花のアロマにスモーキーなオークのノート。バニラエッセンスやダークチョコレート、少し甘やかなカラメルのニュアンスが加わる。味わいは丸くしっとりとしており魅惑的な艶っぽさが印象的。とろみを感じさせるような強い粘性と、表現力が豊かで厚み・ボリューム感がある。バランスのとれた綺麗な酸が味わいを支えておりエレガントな余韻へと導いてくれる。

産地: アメリカ カリフォルニア
品種: ジンファンデル84%、プティット シラー16%

グレイ リニエージ 2019
Grey Lineage /Grey Wolf Cellars

熟したブラックベリー、カシスなど黒系果実のアロマにベーキングスパイス、仄かにハーブのヒント。そして杉、タバコ、バニラ、コーヒー、ダークチョコレート。味わいはリッチでなめらか。たっぷりとした濃厚な果実味が満ち溢れ、充実したアルコール分に、コクとボリューム感を備える。ハリのある上品な酸がバランスよく力強くもしなやかさを演出。黒イチジク、カシス、プラムの風味にタバコ、シナモンなど芳しいオークの要素が溶け合う。長く続くアフター、ビター加減が絶妙のハーモニー。

産地: アメリカ カリフォルニア
品種: カベルネ ソーヴィニヨン、マルベック、メルロ、プティイ ヴェルド

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際立つエレガントさ「マテッラ ジャパニーズ シリーズ」

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際立つエレガントさ「マテッラ ジャパニーズ シリーズ」

マテッラ ワインを手掛けるキュナット ファミリー ヴィンヤーズから特別なワインが届きました。

■マテッラ カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー 土倉 2019

■マテッラ 森閑 シャルドネ ナパ ヴァレー 2021

■マテッラ よしの ロゼ ナパ ヴァレー 2021

以上、ジャパニーズ シリーズです

カベルネ ソーヴィニヨン 土倉は、オーナー奥様、美紀さんのご先祖にあたる土倉庄三郎氏へのオマージュ ワインです。故 土倉庄三郎氏は、吉野杉の開発に注力した人物。自由民権運動のパトロンとなり、新島襄を応援して同志社大学の設立にも尽力されたそうです(なので同志社出身の方に話をすると驚かれるそうです)。ラベルには吉野杉がモチーフとして描かれています。ナパ ヴァレー産のカベルネ ソーヴィニヨンを主体にメルロ、マルベックとのブレンドです。前ヴィンテージ2018を試飲した際は、凝縮感のある重厚な味わいながらも繊細で、優しさやエレガントさを感じました。入荷分は新ヴィンテージ2019になります。

今回は初入荷の「森閑 シャルドネ」と「よしの ロゼ」をご紹介します。ネーミングと美しいラベルからもワインの特徴があらわれています。際立つエレガントさ。ぜひ味わってインスピレーションを感じてください。

マテッラ 森閑 シャルドネ ナパ ヴァレー 2021
Shinkan Chardonnay Napa Valley /Cunat Family Vineyards

香りはパイン、白桃、リンゴ、サンザシを思わせる繊細なアロマ。フレッシュミントやライム、レモンピールの香りをアクセントに、その魅力を倍加させる。どこか涼し気な雰囲気が漂う、やさしく奥床しい香り。味わいはなめらかでクリアー。澄んで静かな水面に映る絶景とでも言おうか。透明感があり純粋で、慎ましいが内に秘めたる力強さが印象的。幾分軽やかでクリーミーなテクスチャー。フィネスを感じさせる美しい余韻をもつ。

合う料理
前菜、白身肉・白身魚のソテー、フライ、リゾットなど。

産地: アメリカ カリフォルニア ナパ ヴァレー
品種: シャルドネ100%

 

マテッラ よしの ロゼ ナパ ヴァレー 2021
Yoshino Rosé Napa Valley /Cunat Family Vineyards

スイカのハードキャンディーを思わせるほんのり甘いアロマとマラスキーノ チェリー、爽やかなグリーンアップルやミント、バラの花弁のアロマ。これらの要素がひとつになり、今の時期は違うが「桜」の光景が目に浮かぶ(2022年12月試飲)。味わいは爽やか、それでいて柔らかく繊細なテクスチャー。ドライ感があり、風味には野生の赤いベリーとレッドチェリー、スパイスのニュアンスがアクセント。愛らしさとエレガントさの融合。まとまりがよく、バランスの良い酸が味わいを支える。

合う料理
前菜、サラダ、白身魚のグリル、寿司、和食など。

産地: アメリカ カリフォルニア ナパ ヴァレー
品種: マルベック100%

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ポール ジロー スパークリング グレープジュース入荷しました!

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ポール ジロー ファンの皆様、お待たせいたしました!

ポール ジロー スパークリング グレープジュース 2022
JUS de RAISIN GAZEIFIE /Paul GIRAUD

コニャック地方は6つの小さな地区に分けられ、ある地区は華やかでフレッシュ、またある地区はエレガントなライトボディというように、各地区で栽培されるブドウには個性があります。その中でも、最高峰として知られるのがグランド シャンパーニュ地区です。

石灰質の土壌で栽培されるブドウは、アロマが凝縮された非常に良質なコニャックを生み、その良さは長期熟成をすることによって完全に開花します。ポール ジローの家系は、このグランド シャンパーニュの地で400年前から代々農業を営んできました。1800年代の後半からコニャックの生産を始め、現在に至るまで高品質なコニャックを世に送り出しています。

そんなポール ジロー氏がコニャックを造るのに使用するブドウ「ユニ ブラン」種を、そのまま搾って無添加のスパークリングジュースに仕上げました。まさしくポール ジロー コニャックの原点であり、飲む者だけが実感できるコニャックのルーツ。もちろん無添加の「100%グレープジュース」なので、お子様にも安心してお飲みいただけます。年に一度の限定品です。

※賞味期限: 2024年12月
※保存は冷暗所にて。よく冷やしてお楽しみください。

産地: フランス コニャック地方
品種: ユニ ブラン100%
タイプ: スパークリング ブドウジュース 白

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ドメーヌとネゴスのふたつを高水準で両立させる希有な存在「ピエール モレ」

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ドメーヌとネゴスのふたつを高水準で両立させる希有な存在「ピエール モレ」

ピエール モレは、ピュリニー モンラッシェの銘醸であるドメーヌ ルフレーヴの醸造長を20年にわたり務めたピエール モレ氏が設立したドメーヌです。1992年にはネゴス ブランドとして「モレ ブラン」を設立し、娘のアンヌと共に高品質なワインを生産しています。

ルフレーヴがそうであるように、ドメーヌ ピエール モレでも1991年から畑をビオロジックやビオディナミで栽培し、1997年にはすべての畑をビオディナミ農法に転換しました。ピエール モレのワインはテロワールにきわめて忠実に仕上げられています。

ドメーヌとネゴスの両方を運営する造り手のワインは、ドメーヌを主、ネゴスを従ととらえられがちですが、ピエール モレの場合はそれにあたりません。ネゴスのワインはあくまでドメーヌのラインナップの補完にあり、ブドウが購入したものである以外はドメーヌ同様のケアがとられています。たとえば村名ムルソー同士をブラインドで試飲したとしても、そのブドウが栽培された区画による違いはともかく、品質的な優劣を感じることはありません。

本日は、ドメーヌ物の村名格、ムルソー レ テソンをPick Up!

ピエール モレ ムルソー レ テソン 2018
Meursault Les Tessons /Pierre Morey

新鮮なシトラス、白桃、洋梨のアロマと白い花、スパイス、ほのかな火打石のノート。そしてバター、アーモンド、ヘーゼルナッツの香り。味わいは丸く非常になめらかなテクスチャー。十分に熟したジューシーな果実味をきれいな酸味がやさしくまとめ上げる。エレガントなスタイルで背景にはミネラル感。緻密さと力強さを兼ね備え優雅な余韻へと誘う。時間の経過と共にオイリーさが増しリッチ。

合う料理
オマールや伊勢海老のソース添え、クリーム系肉料理、フォアグラ、鉄板焼き、白身魚のフライなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ボーヌ地区
品種: シャルドネ100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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若いうちから楽しめる、スタイリッシュ ムルソー「パトリック ジャヴィリエ」

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若いうちから楽しめる、スタイリッシュ ムルソー「パトリック ジャヴィリエ」

ムルソーで何代も続く栽培農家の家系、パトリック ジャヴィリエは、1980年代から1990年代にかけて、ブドウ畑を急速に拡大させてきました。ムルソーをはじめピュリニー モンラッシェ、ポマール、そして特級コルトン シャルルマーニュを入手し、さらに妻の実家の畑を賃貸耕作し、ペルナン ヴェルジュレスやアロース コルトン等も手掛けています。

看板ワインはもちろんムルソーです。いくつかキュヴェがありますが、本日は「ムルソー クロ デュ クロマン」のご紹介です。 クロ デュ クロマンはヴォルネイ寄りの丘に位置する村名畑です。斜面の下部となるため比較的表土は厚く、リッチで芳醇なムルソーを生み出します。畑には樹齢100年の古木も植わっているそうです。

パトリック ジャヴィリエ ムルソー クロ デュ クロマン 2017
Meursault Clos du Cromin /Patrick Javillier

グレープフルーツ、レモンのコンフィ、洋梨などのフルーツの香り。そして白い花、ヘーゼルナッツ、ムスク、石、ミネラルのノート。味わいはなめらかで豊富なミネラルを軸にしっかりとした骨格をもち、ジューシーな果実味に溢れる。リッチさとしなやかさを合わせ持っており生き生きとした酸味が調和。伸びやかに口内を満たしていき、心地よい緊張感とボリュームある味わい。クラシカルなスタイルで総じてエレガントに仕上がっている。

合う料理
甲殻類、鮑、天ぷら、鶏肉のクリーム煮込み、フォアグラなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ボーヌ地区
品種: シャルドネ100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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