ミミ・シャトン シャルドネ 2017
ソフトな口当たりでクリーミー。幾分軽やかで、甘辛のバランスがとれています。
粘土石灰質・泥土石灰質土壌。ステンレスタンクで醸造。
テイスティング・コメント
グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性は中程度。香りはシトラスに、白桃やメロン、パインなど果実のアロマが豊かで、白い花、杏仁のヒント。さらに微かなスモークと、洗練されたミネラルのノートが混ざり合う。ソフトな口当たりでクリーミー。過熟無くフレッシュな酸が味わいを支えており、すっきりとした後味。幾分軽やかで、甘辛のバランスが良いので、カナッペやサラダ類、魚介料理、和食など幅広いお料理と楽しめる。ワインの後の鯛茶漬けは絶品で、より美味しさが際立つ。
2019年4月試飲
ヴィニョーブル&コンパニー
「ミミ・シャトン」(「かわいい子猫ちゃん」)は、コート・デュ・ローヌ地方の名門メゾン、ヴィニョーブル&コンパニー(2017年にラ・コンパニ・ローダニエンヌから社名変更)による新ブランドです。
1963年、南仏アヴィニョン市郊外、世界遺産「ポン・デュ・ガール」のほど近くに設立された同社は、6年後の1969年、「シャトー・グリュオー・ラローズ」をはじめボルドーの21のシャトー等を所有するタイヤン・グループの一員となり、以降同グループの中核メゾンとして、ローヌ、ラングドック、プロヴァンスといった南仏全般のワインを生産し、フランス国内はもちろん、世界40ヵ国に輸出しています。
同社の品質管理はフランスワイン業界最高レベルを誇り、国際的な衛生管理手法「HACCP」や品質マネージメント規格ISO9001、及び世界最大の食品検査機関Eurofinsが統括する安全性・品質規格IFSの認証を取得しています。
自社畑は所有しておらず、人的・技術的に深く関与する契約栽培農家から、ぶどうやマスト、ワイン等を購入して自社醸造を行っています。コンセプトは気軽に、美味しく。食卓を明るくするワインです。