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フロッグス・リープ ラ・グルヌイユ・ルガンテ ピンク 2018

フロッグス・リープ

 

La Grenouille Rougante

"Pink"

/Frog’s Leap Winery

 

フロッグス・リープ ラ・グルヌイユ・ルガンテ ピンク 2018
商品コード:3523
フロッグス・リープ ラ・グルヌイユ・ルガンテ ピンク 2018

産地:アメリカ カリフォルニア メンドシーノ

品質分類・原産地呼称:A.V.A.

栽培方法:ドライファーミング、有機農法

品種:カリニャン88%、ヴァルデギエ(ナパ・ガメイ)12%

タイプ:ロゼワイン 辛口

アルコール度数:11.7%

容量:750ml

仕様:スクリューキャップ

参考小売価格:¥4,400(税込)

販売価格:¥3,400(税抜)

¥3,740(税込)

ポイント:34Pt
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フロッグス・リープ ラ・グルヌイユ・ルガンテ ピンク 2018

1942年に植樹されたカリニャンがメインに使用され、ヴァルデギエ(ナパ・ガメイ)とのブレンド。少しゴールドを帯びたサーモンピンクの美しい外観に、新鮮な果実とハーブが混ざり合う魅力的なアロマが印象的です。スタイルとしてはプロヴァンス風のロゼワイン。白ワインにみられるような、鮮やかで明るい酸が感じられます。

テイスティング・コメント

少しゴールドを帯びたサーモンピンク。粘性はやや低め。新鮮なザクロやラズベリー、チェリーのジュレ、ピンクグレープフルーツの香りに、ジャスミンティー、そしてアニス、フェンネルなど複雑なハーブ、ミネラルのノートが混ざり合う。口に含むと柔らかく、それでいてパリッとした爽やかな飲み口で、味わいはジューシーかつドライ感。ベリーフルーツに柑橘類を思わせ充実したエキス分と、酸味は丸くボリューム感がある。すっきりとした中でタンニン分も程よい。フィニッシュに心地よいミネラルのほろ苦さと微かに塩気を伴う。飲み頃温度は8~10度。合わせるお料理は、アペリティフ、ラタトゥイユ、トマトソース料理、サーモン、寿司、和食、地中海料理、カニ玉、焼き鳥、ピッツァなど。

2019年5月試飲

フロッグス・リープ

フロッグス・リープ
フロッグス・リープ

フロッグス・リープは1981年、ウィリアム家によって、カエルの養殖場として知られていたミル・クリークに設立されました。ドライファーミングしているラザフォードの約100haの畑のうち65haを所有しています。有機栽培によるナパ・ヴァレー最良のブドウを使用し、伝統的なワイン・メーキング技術を用いて、フロッグス・リープは、土壌と気候を色濃く反映した、ナパ・ヴァレー最高のワインを生み出しています。

穏やかなジェントルマン、ジョン・ウィリアムス氏のワインに魅了された若き日々

ウエスタン・ニューヨークの代々続く酪農場一家に生まれたジョン氏は、家の仕事を継ぐべく、コーネル大学でチーズ造りを学びました。学費を稼ぐために働き始めた「テイラー・ワイン・カンパニー」で、彼は生まれて初めて、ワインに出会います。ワイナリーいっぱいに充満するワインの香り、ワイン造りが持つ歴史・伝統、それらが、若き日のジョンを魅了しました。ワイン醸造に自分の将来を見出したジョンは、コーネル大学卒業後、カリフォルニア州立大学デイビス校大学院に進み、Enology & Viticulture(ワイン醸造学&ぶどう栽培学)の修士号を取得。ここでも彼は学業の合間に、スタッグス・リープ・ワインセラーズの従業員第1号として働いていました。

1981年、友人のラリー・ターリー氏と共同で、フロッグス・リープをセントヘレナに設立。その後1994年、ターリー氏とワイナリーを分け、ジョンは「フロッグス・リープ」の名前と共に、現在のラザフォード(Rutherford)に移動しました。ナパと言えば、潤沢な資金をバックボーンに、広大で豪華な家を持ち優雅に暮らす、いわゆるリッチな人々の「ドリーム・カム・トゥルー」の場だと思う人が、現在では数多くいます。実際、そういうワイナリー・オーナーも少なくありません。しかし、酪農一家出身のジョンには、それがあてはまりません。

「そもそも私達は、ビジネスの世界で正当とされる尺度で、成功の度合いを計ってはいないんだ。どれだけ新しい建物を建てたか、どれだけ畑を買ったか、どれだけワイナリーが大きくなっていったか、どれだけ儲けたか、そういうものに私は魅力を感じない。サクセス・メイキングに没頭するあまり、人生の楽しみを失うなんて、おかしいだろう?」

その彼の言葉を証明するのが、フロッグス・リープの生産量です。実に10年前から、その生産量が変わっていません。ワイナリーとしての収益はもちろん大切ですが、必要以上に欲張ったり、もっと規模を大きくしていくことによって、「生きることの楽しさ」が失われたり、環境が破壊されていくのは、彼らのビジネス・スタイルから外れてしまうと考えています。

環境共生からオーガニック・ワインへ

環境、これもフロッグス・リープにとっては重要なキーワードです。1994年に移ってきた当時のRutherfordは、生物というものが存在しないほど有毒性の高い、非常に不健康な土地だったと言います。ジョンは、益虫、害虫を食べる鳥、土地を肥やす植物などが混在する「バイオ・ディヴァーシティ」(生物的多様性)が必要と考え、敷地内に野菜を植え育てることにより、その効用を研究しました。

それが、98年からのオーガニック・ワイン造りへと発展していったのです。最高のワインとは、その土地の地質学上の性格、葡萄が育つ土壌・気候の、最も簡潔な表現そのものでなければならない。何よりもテロワールに正直であること、ワインは、そのテロワールの表れであること、これをジョンは強調します。「ワインを造っていると、人は時々バランスを失ってしまう。人に強い印象を与えることを優先したり、ワインに特別な意味を持たせたり、他の人が作っていないようなワインを造ってるんだぞといった自慢話に終始したりね。違うんだよ。ワインは人生の楽しい表現の一つであるべきなんだ。ワインは、地球のナチュラル・プロダクトなんだってことを忘れてはいけないんだ。」(ジョン・ウィリアムス談)

フロッグス・リープ

"Time's fun when you're having flies."

英語で、時間がたつのがとても早いことを、「Time flies」という表現をします。そして、fliesはまた「ハエ」の複数形でもあり、カエルの大好物です。つまり、フロッグス(=カエル)になってハエを追いかけている時は楽しくて、楽しければ楽しいほど、時は飛び去って行く、という意味。「HAVING FUN」愉快に楽しく過ごす、これはジョン氏自身、そしてワイナリー全体が大切にしている姿勢です。

また徹底して環境保全に取り組んでいるワイナリーの一つであり、ソーラーシステムの導入、一切灌漑を施さないドライファームでの栽培で節水を実施、地熱を利用しての土壌管理を行うなどグリーンワイナリーとしても認定されています。

フロッグス・リープ
フロッグス・リープ

 

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