ホーム>オンラインショップ>産地で選ぶ>フランスワイン>ブルゴーニュ 白>エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017

エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017

エドモンド・シャルモー

 

Coteaux Bourguignons

SACY

/Edmond Chalmeau & Fils

 

エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017
商品コード:3562
エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017

産地:フランス ブルゴーニュ地方

品質分類・原産地呼称:A.O.C.コトー・ブルギニョン

品種:サシー100%

タイプ:白ワイン 辛口

アルコール度数:12%

容量:750ml

参考小売価格:¥3,300(税込)

販売価格:¥2,550(税抜)

¥2,805(税込)

ポイント:25Pt
関連カテゴリ:
タイプと価格で選ぶ > 白ワイン
タイプと価格で選ぶ > 白ワイン > 2,001円~4,000円
産地で選ぶ > フランスワイン > ブルゴーニュ 白
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017

平均樹齢50年。ステンレスタンクで発酵、8ヶ月熟成。

テイスティング・コメント

淡いストローイエローにグリーンのトーン。香りは新鮮なレモンやライム、グレープフルーツにカモミール、そして蜜蝋や塩気、石。少しフリンティで、独特の強いミネラルのニュアンスを感じる。味わいはフレッシュでしなやか。直線的で伸びのある綺麗な酸とミネラル感が特徴で、すっきり感はもちろんのこと、程よくふくよかな印象を与える。旨みがギュッと凝縮されており鼻に抜ける海風のような爽快感が堪らない。活気があり一見酸度は高めだが、一口目よりは二口目と、杯を重ねる毎にその美味しさが込み上がり深みを増していく。繊細で、抜群の透明度。調和の取れた酸が全体をまとめあげ、フィニッシュのキレがよい。合わせるお料理は、サラダ類、魚介のマリネ、ほうれん草のポン酢和え、レモンを添えたフリットや天ぷら、春雨など

2019年8月試飲

エドモンド・シャルモー・エ・フィス

エドモンド・シャルモー
エドモンド・シャルモー

エドモンド・シャルモーはブルゴーニュのシトリー(シャブリから少し南西)に位置し、2世紀に渡って自社畑からのワインを生産する家族経営のドメーヌです。

1850年頃、この地域はフランスで最もワインを生産する地域の一つでしたが、19世紀の終わりにフィロキセラが猛威をふるい、ブドウ畑はすっかり荒廃してしまいました。近隣の栽培者の中にはブドウの樹を放棄しブドウ栽培から離れる人も続出しました。エドモンド・シャルモーでも植え替えたブドウに加えて、穀物やさくらんぼなどの作物栽培と家畜飼育を組み合わせた混合農業を行うことになりました。

1950年、エドモンド14歳の頃、両親の後を継ぐべくワイン造りに参加します。60年代にはブドウ畑が4haに増え、当時他のブドウ栽培者の大半が行っていたバルクでワインを商人に売るのではなく、自社畑のブドウで堅実にワインを生産しボトルで売ることによって、ドメーヌのクオリティーを高めていきました。

1964年にエドモンドはボーヌのブドウ園の娘であるテレーズと結婚し、お互いの知識を生かしてさらなる躍進を遂げました。時を経てブドウ畑は増え、多様化し、1972年には初めてシャブリをリリース。このシャブリは当時辺境の地と思われていたシャブリの中でも最も南西の端に位置する「アペラシオン・クルギス」のブドウから造られています。

2004年からは畑の区画別に樽で醸造することでワインの幅をさらに多様化させることに成功。現在、所有畑は18ha。ドメーヌ・エドモンド・シャルモーは何世代にも亘り、伝統とノウハウを引き継いで堅実な家族経営を行ってきた造り手です。ワインのクオリティーを維持し高めることで、お客様の最大の喜びとなれるよう、そのことを唯一の目的としてブドウ栽培とワイン造りに専念しています

エドモンド・シャルモー

古代品種「サシー」

エドモンド・シャルモーはシャブリやシトリーを主に生産していますが、ごく少量のサシー100%からの白ワインも造っています。サシーはイタリアをルーツとする13世紀からの非常に古くから存在する白ブドウで、ブルゴーニュではオーセール南部の修道僧によって広められました。かつてはこのエリアで一般的な品種でしたが、大半はシャルドネに植え替えられてしまい絶滅が危惧されるほど栽培面積は極僅かとなっています。今ではサシーとアリゴテやシャルドネをブレンドしたクレマンを造っているワイナリーはあるものの、古代品種サシー100%で白ワインを醸造しているのはエドモンド・シャルモーを含め数えるほどしかありません。

エドモンド・シャルモーでは平均樹齢50年のサシーを使用、一部樹齢65年以上の区画のものも含まれています。各区画では年々除草剤の使用を減量し、土壌の微生物活動を活気づけ、健康な土を保つために有機肥料のみを使用しています。

「量より質」を重視し、植樹感覚をコントロールしてブドウの樹の勢いを抑えています。ワイン造りのモットーは「ワインはセラーではなく畑から生まれる」。それ故、妥協することなくブドウ樹と畑そのものに最も注力し、徹底した生産管理を行っています。クラスター数を制限するため、1フィート毎に短い剪定と厳密な芽かきを行い、粒に応じた太陽光と、腐敗に負けない通気を促進させています。

また、収穫前に成熟度の劣る房や健康状態が悪い房を除去して粒選りし、収穫の約3週間前には糖分と酸度の分析の追跡調査を行っています。特に果実のテイスティングと衛生面の管理により、一区画あたりのブドウの進捗状況を厳密に観察します。これにより、各ヴィンテージと各区画を最大限に生かすことが可能になります。

収穫したブドウはステンレス・タンクで発酵・熟成を行います。重すぎない豊富なミネラルと艶のある口当たりにより、シャブリとは一味違った個性が感じられるワインに仕上がり、シーフードや山羊のチーズとは相性抜群です。

エドモンド・シャルモーよりコメント

サシーは古代品種です。この品種を守ることは非常に重要です。さもなければ白ワインは全てシャルドネのみとなってしまいます。大昔に造られていた量産タイプのサシーは出来が良くありませんでしたが、私たちのように低収量で育てるとよく熟し、他の品種とは個性の異なるクオリティーの高い白ワインに仕上がります。

エドモンド・シャルモー
エドモンド・シャルモー

 

この商品を購入した人はこんな商品も購入しています