アルパマンタ ナタル カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
醗酵: ステンレスタンク
熟成: ステンレスタンク熟成 6カ月 瓶熟: 12カ月
テイスティング・コメント
艶、深みのあるガーネット。カシスやプラムの香りに、ブラックペッパーやシナモンなどのスパイス、ハーブのヒント。そしてダークチョコや茸、湿った土のニュアンスが加わり熟成による複雑さが現れる。味わいはカベルネらしくしっかりとした骨格はもちろん、しなやかでスムーズ。旨みが凝縮しかつドライ感があり純粋さと豊かさが感じられる。溶け込んだ、熟したタンニンと、酸味は穏やかでバランスがとれておりまとまりの良さが光る。コクを備えたミディアムボディ。何とも飲み心地が良い。合わせるお料理はラム肉のオーブン焼き、ローストビーフ、焼肉、焼きビーフン、牡蠣フライなど。
2020年1月試飲
アルパマンタ・エステイト・ワインズ
メンドーサの魅力に虜にされた男たちのロマン
2005年、伝統的なワイン産地ヨーロッパで代々ワイン産業に携わってきた家系出身の3人の友人、オーストリアのアンドレイ・ラストモスキィ、同氏の従兄弟であるアンドレ・ホフマン氏がスイスから、そしてフランスからはジェレミー・デレコート氏が、ニューワールドで最もブドウ栽培に適した地域であるアルゼンチンのメンドーサに集結し、ブティックワイナリーを創設しました。
生態系との調和の中で地域の特徴を表現
アルパマンタ独自のテロワールを最大限に表現させた最高品質なワインを造るべく、有機栽培・ビオディナミを行うことができる汚染されていない土壌、手付かずの自然が残る畑を探し求め、メンドーサから38Km南方に位置する銘醸地ルハン・デ・クージョ南部のウガルテチに35haの土地を購入。オーガニック及びビオディナミ農法でブドウ栽培を開始しました。畑では殺虫剤、除草剤を一切使用せず、醗酵は全て天然酵母を使用。フィルター不使用、SO2も最小限に抑え、メンドーサのテロワール、太陽の恵みを表現した極上のワインをコンセプトにワイン造りを行っています。
Alpamanta(アルパマンタ):“地を愛する”
地の言葉で“大地を愛す”を意味するブランド名「アルパマンタ」。代々インディアンの文化の軸となってきたのは、自然・環境とのハーモニーの中で働き、共存することでした。アルパマンタではこの考えを守り大地を耕し、環境に優しい畑がアルパマンタのテロワールであるというメッセージを込めワイン造りを行います。