ドメーヌ エレスティン マッツィニ ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ 2018
1950~95年に植樹。古樹のブドウから造られるとても洗練されたワイン。複雑で素晴らしくエレガントな味わい。様々な赤い果実やスパイスのアロマ。しっかりとしたストラクチャーを兼ね備えたワインです。
テイスティング コメント
紫がかったやや濃いルビーレッド。香りは若々しく豊かで、ブラックベリーや野性味のあるラズベリー、チェリー、ザクロのアロマに、しっとりとしたバラの花弁、ハーブ、クミン、クローブ、紅茶、上品なオークのヒント。さらに鉄、ミネラルのニュアンスに加えて大地の香りが漂う。口に含むとしなやかで高密度。力強さとストラクチャーがしっかりとしたそれはジュヴレの真骨頂と言えるが、エレスティン・マッツィニのワインにはプラスの要素としてフィネス、気品が感じられる。舌触りはビロードのようになめらかで、伸びやかな酸とのバランス。熟成志向の強いジュヴレにあって、現時点でピュア、そのフルーティーな風味が素直に美味しい。まずはフルーティーな味わいを楽しんで。合わせるお料理は、赤身肉料理、鴨肉のロースト、ジビエ、マグロの赤ワイン煮など。
2020年2月試飲(2017年ヴィンテージ)
ドメーヌ エレスティン マッツィニ
エレスティン マッツィニはブルゴーニュ出身のフローレンス エレスティンとシャンパーニュ出身のシモン マッツィニの夫婦が2012年にフローレンスの 両親が持っていたドメーヌ エレスティンを引き継ぎ、設立したドメーヌです。 10年間、家族のもつジュヴレ シャンベルタンの畑で働いた後、ジュヴレ シャン ベルタン、モレ サン ドゥニ、シャンボール ミュジニーに広がる5.5haの畑でワインを造り始めました。コート ド ニュイの個々のテロワール、クリマを忠実に表現し、ヴィンテージによっては全房発酵でストラクチャーや滑らかさを与えています。
*全てのワインにArdeaSealのクロージャーを使用しています。
ジュヴレ シャンベルタン ヴィエイユ ヴィーニュ
醸造:粘土石灰岩で化石化した貝の多いマールが混ざる土壌。1950~95年に植樹。低温マセラシオン後、天然酵母で発酵。1日3~4回のピジャージュ。35%全房発酵。熟成はオーク 樽(30%新樽)で16~18ヶ月。清澄やろ過はせず、月齢カレン ダーに従い瓶詰め。 古樹のブドウから造られるとても洗練されたワイン。複雑で素晴らしくエレガントな味わい。様々な赤い果実やスパイスのアロマ。しっかりとしたストラクチャーを兼ね備えたワインです。