グラン マエストロ ロッソ プーリア アパッシメント 2021
醸造: サンジョヴェーゼの一部(20%)をアパッシメント。ステンレスタンク発酵、500L樽にて6ヶ月熟成。
通常よりも1ヶ月近く収穫を遅らせ、糖度と凝縮感を高めた葡萄を使用。口中ではまろやかな酸味や滑らかなタンニンとともに濃厚なベリー系の果実味が感じられ、余韻に長く残ります。
評価
2020VT ルカ マローニ: 98点獲得
2019VT ルカ マローニ: 97点獲得
2018VT ルカ マローニ: 96点獲得
テイスティング コメント
濃いルビーレッド / ガーネットの色調。香りはラズベリーやプラムなどの果実に甘草、クローブ、シナモンなどのスパイスのノート。そしてトースト、炒ったコーヒー豆、なめし革の香りなど。味わいはまろやか。サンジョヴェーゼの一部をアパッシメントで糖度を高め、辛口ながら仄かな残糖感が心地よい。タンニンはシルキーで継ぎ目が無く、穏やかな酸味が調和。樽感が深みを与え余韻に果実とオークのフレーヴァー。親しみやすい味わいに仕上がっている。
合う料理 赤身肉料理、ハンバーグ、BBQ、ソース系料理、ジビエなど。
2022年12月試飲(2020年ヴィンテージ)
グラン マエストロ
マエストロはチェーロ エ テッラ グループがプーリアにて手がけるワイン ブランドです。
マエストロとは、チェーロ エ テッラ グループのワインを30年以上に渡り統括する醸造責任者マッシモ マーリンに敬意を表して名付けられたワイナリー名です。マッシモはプーリアのワイナリーにてそのキャリアをスタートし、プーリアワインに関して豊かな知識と経験を持ちます。
また、コストパフォーマンスに優れたワインを造るのは、チェーロ エ テッラ グループの最も得意とするところですが、マッシモ曰く、『ラングドックに並び世界で最もコストパフォーマンスに優れたワインを造れる地域がプーリアだ』とのことです。