ボデガス マルティン コダックス アルバ マルティン 2019
熟成: ステンレスタンク
テイスティング コメント
グリーンがかった淡いレモンイエロー。白桃や洋梨、グレープフルーツなどの果実と白い花を想わせるエレガントな香り。そしてカルダモンやハーブの香りに、特徴的ともいえる塩味やミネラルのヒント。口に含むとフレッシュで繊細な酸が印象的。海に近い花崗岩土壌に由来するほのかな塩味が心地よく、はっきりとした輪郭を形成。軽やかな口当たりでシャープ(甘さを抑え)、ミネラル感に溢れている。合わせるお料理は白身魚のカルパッチョ、アクアパッツァ、天ぷらなど。
2021年9月試飲
ボデガス マルティン コダックス

ボデガス マルティン コダックスは1986年に設立されました。ワイナリーの名前は、13世紀中頃に活躍したガリシアの吟遊詩人から付けられました。彼の詩の中では、その地で生活をしている人々の海や海岸への愛情が謳われています。設立以来、マルティン コダックスは、この土地に住む人々や文化によって成長を続けてきました。その文化は、世界中の40以上の国々に紹介されています。今や世界中でガリシア地方の象徴といわれるまでに発展しました。
また、醸造家カティア アルバレスはスペインの女性醸造家トップ10 にも選ばれています。契約農家にも環境に配慮したサスティナブルな栽培を促進させるなど、ワイン造りがもたらす環境問題への取組も積極的に行っています。
サルネス ヴァレー
マルティン コダックスを語るときには、サルネス ヴァレーを欠かすことはできません。設立当初より、サルネス ヴァレーでの270 人ものサポーターと300 にものぼる小規模ワイン生産者からの葡萄の供給がワイナリーを支えてくれました。大家族経営ゆえ、可能な限り最高品質のワインを提供するという共通の目的意識を持ち、ワイン造りを行っています。