ボデガス マルティン コダックス ピサーラス デ オテロ 2018
ピサ―ラス デ オテロとは「丘の粘板岩」と訳されます。標高450m以上ある地域で主にスレートと粘土質の土壌で構成されます。山岳地帯の為、全て手摘み収穫し、選果後、低温で醸し、MLF、清澄します。
熟成: ステンレスタンク
テイスティング コメント
紫がかった濃いルビーレッド。チェリーやプラム、ベリーフルーツの香り。そしてブラックペッパーなどのスパイスやハーブ、ミネラルのニュアンスが混ざり合う。味わいはソフトで、ジューシー。シルクのようになめらかなタンニンが心地よくフレッシュな果実味が印象的です。メンシアのワインは爽さと軽やかさが特徴です。渋みがやさしく、暑い季節は冷やし気味でも美味しくいただけます。合わせるお料理は、カルパッチョ、塩漬け肉、アスパラの牛肉巻、豚や鴨肉料理、シチューなど。
2021年9月試飲
ボデガス マルティン コダックス
ボデガス マルティン コダックスは1986年に設立されました。ワイナリーの名前は、13世紀中頃に活躍したガリシアの吟遊詩人から付けられました。彼の詩の中では、その地で生活をしている人々の海や海岸への愛情が謳われています。設立以来、マルティン コダックスは、この土地に住む人々や文化によって成長を続けてきました。その文化は、世界中の40以上の国々に紹介されています。今や世界中でガリシア地方の象徴といわれるまでに発展しました。
また、醸造家カティア アルバレスはスペインの女性醸造家トップ10 にも選ばれています。契約農家にも環境に配慮したサスティナブルな栽培を促進させるなど、ワイン造りがもたらす環境問題への取組も積極的に行っています。
サルネス ヴァレー
マルティン コダックスを語るときには、サルネス ヴァレーを欠かすことはできません。設立当初より、サルネス ヴァレーでの270 人ものサポーターと300 にものぼる小規模ワイン生産者からの葡萄の供給がワイナリーを支えてくれました。大家族経営ゆえ、可能な限り最高品質のワインを提供するという共通の目的意識を持ち、ワイン造りを行っています。