ルイ ピカメロ クレマン ド ブルゴーニュ ブラン ブリュット NV
柑橘類のようなフルーティな香りで、いきいきとしたワイン。ふくよかな味わいで、バランスのよい仕上がりです。
熟成: 瓶熟成 9カ月
テイスティング コメント
淡いゴールド / レモンイエロー。香りはシトラス、ピーチ、洋梨、白い花のアロマにホワイトペッパーのニュアンス。そしてブリオッシュやデニッシュ、香り豊かなブーケが包み込むように広がる。味わいは滑らかで繊細な発泡が心地よく果実味が豊か、中庸のボディ感をもつ。しっかりとした芯の強さはピノ ノワールを想起させるが、何より柔らかくふくよかな印象も。ストラクチャーがありしっとりとした泡立ち、品の良さも感じる。合わせるお料理は、アペリティフ、シーフード、肉のテリーヌ、フライや天ぷらなど。
2021年12月試飲
ルイ ピカメロ
ルイ ピカメロ氏とその父 ジョゼフ氏によって1926年にリュリーに設立されたワイナリー。その後、ルイの娘と結婚したジャン バプティスト ショタール氏が跡を継ぎ、現在では、フィリップ ショタール氏が3代目として活躍しています。「少量生産」「手摘み」にこだわり、最高品質のクレマン ド ブルゴーニュを世に送り出しています。
彼らは1975年にクレマン ド ブルゴーニュがA.O.C.に認められる前から瓶内二次醗酵のスパークリングワインを生産していたという屈指の歴史を誇り、祖父のノウハウを引き継ぎながら新しい手法を導入し、ワイナリーを飛躍的に発展させました。
1991年からは“買いワイン”をやめ、契約農家から直接購入した厳しく品質管理されたブドウのみを使用、クレマンのベースとなるワインの醸造も全て手がけるようになりました。また2000年にはワイナリーを新築。岩場をくり抜いて造られたセラーは200,000本のワインが保管可能で、石灰岩の壁のおかげで一年を通して「メトード トラディショナル (シャンパーニュ方式)」に最適な温度である12℃に保たれています。
最高品質のベースワイン
ルイ ピカメロ”では、クレマンの元となるベースのワインに、最高の品質を求めています。そのため、圧力をかけずに優しくプレスし、プレス ジュースを厳しく選定。また醗酵にも当然細心の注意と忍耐を持って臨みます。ピカメロのクレマンが「明らかな特徴を持っている」として有名なのは、このためです。