ドメーヌ マシャール ド グラモン サヴィニー レ ボーヌ 2019
醗酵: セメントタンク&オーク樽
熟成: オーク樽 11カ月(228L、新樽比率20%)
テイスティング コメント
紫がかったルビーレッド。ラズベリーやチェリーのアロマにバラ、スミレ、柑橘類の皮、クローブ、シナモンのノート。そして白檀の香りやナッツ、ほんのりスモーキーなニュアンスが漂う。口に含むとなめらかでピュア、同時に豊かさを感じる。素朴で、じんわりと広がる旨み系。ふくよかなタンニンが綺麗に溶け込んでおり立体的構造をもつ。酸も穏やかで親しみやすく、ふくよかなボディ感。余韻にかけては果実、フローラルなフレーヴァーが持続する。合わせるお料理は、牛フィレや鴨肉のロースト、コック オー ヴァン(鶏肉の赤ワイン煮込み)、肉じゃが、串揚げ料理など。
2022年6月試飲
ドメーヌ マシャール ド グラモン
ドメーヌ マシャール ド グラモンはニュイ サン ジョルジュの南、プルモー プリセ村に位置しています。初代オーナーはアルノー マシャール ド グラモン氏で、1963年に設立されました。その畑の一部がラ ターシュに格上げされた経緯をもつ、ヴォーヌ ロマネ1級畑のレ ゴーディショを所有していることはあまりに有名です。現在は二代目、アルバンとアレキシ兄弟によりワイン造りが行われています。ニュイ サン ジョルジュやポマール、サヴィニー レ ボーヌなど多くの畑を所有しています。
上質なピノ ノワールを追及する
古木の多い畑(平均は35年ですが、VVは80年のものがあります)を所有しており、ピノ ノワールらしい繊細かつ奥深いフルーティさをしっかりと表現するスタイルです。しっかりとテロワールを表現したいとの想いから除草剤などは極力使用せず、自然に配慮した栽培を行っており、それが味わいにしっかりと表現されています。
手摘み収穫にこだわり、醸造は伝統的な方法を尊重します。ワインは樽で10〜24ヶ月熟成され、そのうちの10〜30%は新しい樽です。(ブドウの酸をもとに樽熟成の期間を決めます)