ドメーヌ イエーガー ドゥフェ リュリー プルミエ クリュ クロ デュ シャピートル ルージュ 2020
モノポール(単独所有畑)
醸造: 摘芽・グリーンハーヴェストによる収量管理、畑・セラーでの厳格な選果。15~18ヶ月樽熟成(新樽50%)。
テイスティング コメント
深みのあるルビー / ガーネット。カシスやラズベリー、甘草の香りにスミレ、シナモン、ペッパーなどのスパイスの香りがアクセント。他に下草、トーストのノート。次第にドライプルーンのような芳しい香りもあらわれる。口に含むとなめらか。たっぷりとした果実味があふれフレッシュかつフルーティー。親しみやすいが、同時にエレガントさが感じられしっかりとしたストラクチャーの下、舌触りはビロードのようで艶っぽい。ふくよかなボディ感、余韻も長く、全体的にバランスがとれている。
合う料理 牛・仔羊・鶏肉のロースト、ジビエ、肉串焼き、牛肉とポルチーニのリゾットなど。
2022年8月試飲
ドメーヌ イエーガー ドゥフェ
16世紀からブドウ栽培を続ける家系に生まれたエレーヌ イエーガー ドゥフェ が2002年に大叔母から家族の畑の一部を引き継いだ事がこのドメーヌの始まりです。彼女の曾祖父は1930年代にリュリーの原産地呼称取得に尽力しアペラシオンの名声を高めた功労者として名を残しています。
有機栽培、ビオロジックを実践しテロワールを正確かつ純粋に表現
シャブリのドメーヌ ベルナール ドゥフェで栽培責任者を務める夫のディディエ ドゥフェとともにファースト ヴィンテージとなる2004年を生産しました。2005年には家族が所有する4.5ヘクタールのプルミエ クリュを全て相続し、2009年にビオロジックに転換。2011年には 1.5ヘクタールのヴィラージュの畑を取得しました。区画毎のテロワールを正確かつ純粋に表現するワイン造りを目指しています。
トップクラスの品質
リュリーはコート ド ボーヌの南、コート シャロネーズに位置するワイン産地。現在330ヘクタール(白は220ヘクタール、赤は110ヘクタール)に及び、そのうち赤と白のプルミエ クリュは100ヘクタールほどです。イエーガー ドゥフェはリュリーの生産者の中でもトップクラスの品質で、香りがよく美しい酸度と素晴らしいストラクチャーを持ち合わせています。