ルイス セラーズ キュヴェ エル ナパ ヴァレー 2018
ルイス セラーズのトップ キュヴェで、毎年生産するのではなく素晴らしい年しかボトリングされない大変希少なワインです。
その年のリザーヴ カベルネ ソーヴィニヨンの中で、最上のキュヴェを選んでキュヴェ エルにします。ファースト ヴィンテージは1997年。前回は2016年で、キュヴェ エルは本ヴィンテージで17回目です。
ブドウは完熟してから摘み取り、手作業で選果・除梗し、小さいステンレスの開放槽に入れて果帽を崩しながら2週間から4週間かけて発酵後、仏産新樽で19ヶ月熟成。
2018年キュヴェ エルは、ワールド シリーズの可能性を秘めたリーグ チャンピオン ワインです。則ち、今も素晴らしいが、熟成により最高峰まで登りつめる可能性があるワインです。トルコ産アラビカコーヒーに、ヒマラヤ杉のアロマ。オークを思わせるスパイス感。滝のように流れ落ちる黒い果実、イチジクの贅沢な味わいが広がりを持ち、スピード感と洗練された印象を残します。
インポーター資料より
ルイス セラーズ
プレミア ナパ ヴァレー オークションで人気沸騰
ルイス セラーズのオーナー、ランディ ルイスはフォーミュラ3のレーシング ドライバーなど23年間にわたりプロのレーサーとして活躍しました。彼はレーサーとしてヨーロッパ転戦中に各地のワインや、ヨーロッパの生活様式に興味を持ちました。帰国後の1983年~1991年にフォーミュラ・5000、CAN NAM、インディ カーなどで活躍。引退後の1992年にルイス セラーズを設立しました。設立に当たっては、彼のパートナーで、妻であった故デビーの存在を抜きに語ることはできません。彼女は、長年に亘りワインの流通や、サンフランシスコの老舗ワイン バーの経営に携わってきました。また、実家がサクラメントで100年の歴史を誇る農場を経営しており、幼い頃から果実栽培や農家としての生活に慣れ親しんできました。彼女の助言とランディのワイン作りに対する熱意が認められ、2001年のプルミエ ナパ ヴァレー オークションでは、並み居るカルト ワインを押さえて最高落札額を記録。さらに2016年のワイン スペクテーター誌の第一位にルイスのカベルネ ソーヴィニヨン2013年が輝きました。その喜びを享受した後、デビーは2017年1月に病気の為、亡くなってしまいましたが、今でもデビーはルイスの礎であり、その静かながら確固とした信念と勇気ある行動は全てのチームメンバーに生きています。
1999年からデビーの息子デニス ベルが加わり、のちに社長就任。 2021年9月にJustin Vineyards & Winery / The Wonderful Companyの傘下に入りましたが、現在でもデニスが社長を務めています。
2013年1月より2021年3月までワインメーカーはジョシュ ウィダマン。UCデイヴィス校を卒業後に15年のキャリアをチリのヴィーニュア タラパカ、グロリア フェラー、スタッグス リープを経て、チムニー ロックとパルメイヤーでアシスタント ワインメーカーを務めました。ジョシュの後任はジェームズ マックスマニー。UCデイヴィス校卒業後、豪州、ニュージーランド、フランスで収穫とドメーヌ カーネロスで圧搾を体験し、ルイス入社前はドナム、ダットン ゴールドフィールド、パッツ&ホール、アケイシアの醸造チームの一員として研鑽を積み、2年間ジョシュのアシスタント ワインメーカーとしてルイスで働いた後に昇格。「ルイス セラーズは結束力のあるチーム。創業以来ナパで最も力強いワインを造り続けています。この輝かしい実績を保持し続けることに力を尽くしたい。」とジェームズは語っています。