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ラッド レスリーズ ブレンド マウント ヴィーダー エステート 2017

ラッド エステート

 

LESLIE’S BLEND

MT. VEEDER ESTATE

/Rudd Estate

 

商品コード:4063
ラッド レスリーズ ブレンド マウント ヴィーダー エステート 2017

産地: アメリカ カリフォルニア ナパ ヴァレー

品質分類 原産地呼称: A.V.A.マウント ヴィーダー

栽培方法: オーガニック

品種: カベルネ ソーヴィニヨン45%、メルロ23%、カベルネ フラン20%、プティ ヴェルド6%、マルベック6% 

タイプ: 赤ワイン フルボディ

アルコール度数: 14.8%

容量: 750ml

参考小売価格:¥46,200(税込)

販売価格:¥38,000(税抜)

¥41,800(税込)

ポイント:380Pt
関連カテゴリ:
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ラッド レスリーズ ブレンド マウント ヴィーダー エステート 2017

創業者・故レスリー ラッドに捧げるワイン

ラッド最高峰にして、非常にユニークなマウント ヴィーダーの自社畑(高地・南東向き急斜面)への献身的農作業、醸造のマジックで造り上げるパワフル ワイン。

畑: ナパ ヴァレーの西側マヤカマス山脈の南側に位置するマウント ヴィーダー標高490m 6.5 haの自社畑。山の頂上近く、東南を向き、30度の斜度の急斜面。火山性土壌で火成岩や火山灰が凝固した流紋凝灰岩、角礫岩、安山岩が混じり、岩石の硬さを思わせるミネラル感が生まれる。冷たい風が吹き込む為、秀逸な酸をキープし、朝日を十分浴びてゆっくりと熟すため糖度は急上せず、フレッシュさと完熟の両方を兼ね備える白系品種に最適の畑と評価されています。ほんの少量特別に栽培されるボルドー品種からこのレスリーズ ブレンドが造られます。(オーガニック栽培)

醸造: 土壌の違いにより、発酵槽を分け、ステンレス タンク、コンクリート タンク、小樽醗酵、コンクリート エッグを使う。仏産樽にて約2年熟成(新樽率27%)

評価
2017VT Parker Point 96+ Wine Advocate Jan.2021 by Lisa Perrotti-Brown

濃い紫の色合い、強烈な森林のアロマにくらくらしてしまう。ドライチェリー、黒スグリ、プロヴァンス・ハーブのニュアンスが次々に立ち上がる。カシスやブラックチェリーのみずみずしい果実の味わいが口中に広がり、マウント・ヴィーダーの特徴である樹脂、苔、針葉樹の爽快感(ミントのような)が常に感じられる。口当たりはシルクの様に細やかで、タンニンは力強く堅牢だが、全体のバランスは絶妙に取れている。余韻は非常に長く甘いココアとナツメグのスパイス感が余韻の最後に完全性をもたらします。このワインは今後何年も楽しむことができ、今後10年から15年の間、優雅に熟成し続けるだろう。

テイスティング コメント

深みのあるガーネット / 暗赤色。香りは黒のベリーやチェリー、カシスのアロマにハーブ、月桂樹、茶葉、仄かにビターな香りがアクセント。そして土っぽさ、鉛筆の芯。ココアやダークチョコレート、芳しいオークのノートが深みを与える。口に含むとふくよかで濃厚ながらバランスがとれており過熟感の無いビター加減が絶妙のハーモニー。タンニンは力強いがキメ細かくシックで、一見堅牢な印象も馴染みよくまとまっている。質感は層状で、ダークフルーツとローストしたオークのフレーヴァー、長く壮大なフィニッシュ。

合う料理 サーロインステーキ、スペアリブ、マグロの大トロなど。

2022年9月試飲

ラッド エステート

ラッド エステート
ラッド エステート

創業者・故レスリー ラッドは数々の飲食産業で成功を収め、1996年にオークヴィルの国道29号線より東、オークヴィル クロスロードとシルヴァラード トレイルが交差する地点周辺の土地を購入し、ボルドーのシャトー オー ブリオンを目標に、フランスとアメリカ双方の有識者のアドバイスの元(Château Haut-BrionのJean Bernard Delmas、Loireの故Didier Dagueneau、PetrusのOlivier Berrouet、Ramey VineyardsのDavid Rameyなど)、テロワールの究極の表現を反映したワインを生み出すには、農業とワイン造りについての独特のアイデアを持ち、職人技、芸術性、卓越性を生かし、多世代にわたる遺産の継承が必要であるというヴィジョンを持ち続け、ラッド エステートを磨き上げてきました。

ワイナリーだけでなく、2014年までディーン&デルーカのオーナーであり、また素晴らしいナパ ヴァレー ワインのライブラリーコレクションを持つPRESSレストランのオーナーとして、ナパ ヴァレーの発展にも大きく貢献してきました。妻のスーザンはラッドの素晴らしい庭園、果樹園の管理に心血を注ぎ、彼女の笑顔と暖かい人柄はラッド エステートに充満しています。

2015年娘のサマンサ ラッドがボルドーのシャトー マルゴー、ナパ ヴァレーのスポッツ ウッドでのインターン、パリでのビジネスの研修を終え、ワイナリーに帰ってきました。サマンサは子供の頃からこのオークヴィル エステートで育ち、自分の将来を見据え研修を積んできました。父が情熱を注いできた至宝なるこの土地とワイン ビジネスを家族で次世代に引き継いていくことになりました。ナパ ヴァレーではロバート モンダヴィ世代からその子へ、その孫へと世代交代が進んでいます。しかしながら、全てのワイナリーの創業者家族が引き継いで行くことは非常に難しく、精神的、経済的に問題なく家族に引き継がれていくことは稀です。多くは大手資本に売却したり、一代で終わってしまうワイナリーも沢山あります。ラッド エステートの場合は父から娘へ非常にうまく引き継がれたと2019年1月の「ロブ レポート」(アメリカのラグジュアリー マガジン、ウェブサイト)に掲載されました。サマンサは最高の布陣を整え、チームでこれからのラッド エステートを将来に繋いでいきます。これからの動向が注目されます

ラッド エステート
ラッド エステート

マウント ヴィーダー エステート

ナパ ヴァレーの西側マヤカマス山脈の南側に位置するマウント ヴィーダー標高490mに32 haの土地を持ち、6.5 haに葡萄を植樹、その周りにはオーガニックの野菜、ハーブ、オリーブを栽培しています。植樹する品種はフランス ロワールの故ディディエ ダグノーからアドバイスを受け、リッジのポール ドレイパーが植替えの際に指南役だったという豪華さ。山の頂上近く、東南を向き、30度の斜度の急斜面。冷たい風が吹き込む為、秀逸な酸をキープし、朝日を十分浴びてゆっくりと熟すため糖度は急上せず、フレッシュさと完熟を完成させるソーヴィニヨン ブラン最適の畑です。少量のボルドー品種も植わり限定でレッド ブレンドも造っています。

オーガニック栽培

外部から買う肥料や農薬は避け、ほとんどをオーガニックで自社製造し、除草剤、殺虫剤は使いません。有益な昆虫を放ち、ルリツグミやフクロウの巣箱、猛禽類の止り木を葡萄畑に設置しています。シャープシューターを餌とする一種のブルーバードが周りの森に棲んでいます。数年前から少数の羊を夏の間マウント ヴィーダー エステートに放っています。カバークロップや雑草を適度に食べ草刈りの手間が減り、トラクターが畑にはいらないので、その重量で土を固めることがありません。また羊の堆肥で土壌に窒素を養います。重要な事は土壌の健康です。葡萄の根が微生物を介して健康的に土壌の個性を吸い上げるのが理想です。

ラッド エステート
ラッド エステート

 

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