グレイ ウルフ ジンファンデル 2021
醸造: テンプルトン ギャップ ディストリクト、ウィロー クリーク ディストリクトのブドウを使用。温かみのある魅惑的な味わいで、フィニッシュにはナツメグ、カルダモン、スミレのニュアンスも感じます。今飲んでも美味しいですが2~4年熟成させても楽しめます。
テイスティング コメント
紫を帯びた濃いルビーレッド。香りはブラックチェリー、ブラックベリー、プルーン、ドライイチジク、スミレの花のアロマにスモーキーなオークのノート。バニラエッセンスやダークチョコレート、少し甘やかなカラメルのニュアンスが加わる。味わいは丸くしっとりとしており魅惑的な艶っぽさが印象的。とろみを感じさせるような強い粘性と、表現力が豊かで厚み・ボリューム感がある。バランスのとれた綺麗な酸が味わいを支えておりエレガントな余韻へと導いてくれる。
合う料理 牛フィレやラム、鴨肉のロースト、すき焼き、ソースを使った料理、ソーセージ、焼き鳥など。
2022年12月試飲
グレイ ウルフ セラーズ (バートン ファミリー ワインズ)
グレイ ウルフ セラーズは1994年にジョー バートンが次世代へ繋ぐファミリービジネスとしてパソ ロブレスに設立したブティック ワイナリーです。残念ながら1998年に他界し、ご子息のジョー ジュニアが23歳の若さでワイナリーを引き継ぎました。ジンファンデル、ボルドー品種、ローヌ品種を灌漑せずに栽培し、パソ ロブレスのユニークな土地の個性を反映したワインを生み出しています。
2020年には地元のワイン産業を牽引する人物を称えるサン ルイ オビスポ カウンティ ワイン インダストリー アワードにてワインメーカーズ オブ ザ イヤーを受賞。今後も注目していきたい生産者です。