ホーム>オンラインショップ>産地で選ぶ>フランスワイン>シャンパーニュ>ブルーノ・パイヤール ル・メニル コトー・シャンプノワ 2009

ブルーノ・パイヤール ル・メニル コトー・シャンプノワ 2009

ブルーノ・パイヤール

 

Les Mesnil Coteaux Champenois

/Bruno Paillard

 

ブルーノ・パイヤール ル・メニル コトー・シャンプノワ 2009
商品コード:2731
ブルーノ・パイヤール ル・メニル コトー・シャンプノワ 2009

【産地】シャンパーニュ地方 ル・メニル・シュール・オジェ

【品質分類・原産地呼称】A.O.C.コトー・シャンプノワ

【栽培方法】ビオロジック

【品種】シャルドネ100%

【タイプ】白ワイン 辛口

【アルコール度数】12%

【容量】750ml

参考小売価格:¥11,000(税込)

販売価格:¥8,400(税抜)

¥9,240(税込)

ポイント:84Pt
関連カテゴリ:
タイプと価格で選ぶ > 白ワイン
タイプと価格で選ぶ > 白ワイン > 6,001円~10,000円
産地で選ぶ > フランスワイン > シャンパーニュ
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

ブルーノ・パイヤール ル・メニル コトー・シャンプノワ 2009

シャンパーニュ・メゾン、ブルーノ・パーヤールが年間わずか2樽のみしか生産していないスティルワインです。このコトー・シャンプノワはコート・デ・ブランの偉大なグランクリュ、ル・メニル・シュール・オジェのシャルドネを100%使用した非常に貴重な逸品です。ブドウは3haある標高の高い南東に面した自社畑で収穫されています。醸造には古樽が使用され、澱の上で9ヶ月間、定期的にバトナージュが行われます。

彼が造り上げるワインは、世界中のワイン評論家や愛好者、そして一般の消費者を魅了し続けています。常に最高品質なワインを造り上げるのは彼のブドウ栽培と醸造に対する強い信念によるものです。揺るぎない情熱と信念がこのコトー・シャンプノワの上品で落ち着きがありながらも活動的でエネルギー溢れるワインを造り出します。とても生き生きとしたミネラル感に溢れ、ピュアで繊細な味わいが感じられる、まさにブルーノ・パイヤールの神髄が実感できます。

 

【テイスティング・コメント】

光沢のある淡いイエロー。粘性は中程度。香りにはグレープフルーツやレモンなどの柑橘類、リンゴなどの果実、菩提樹、スパイシーなハーブ、アニス、ミネラルのヒント。新鮮味に溢れた豊かなアロマ、徐々に花の蜜やシロップのような甘い香りが現れる。続いてアーモンドや溶かしバター、チーズ、スイートポテトのような香り。エレガントさがただよい、複雑なブーケが魅了する。アタックはとても繊細でなめらか。精緻な酸に支えられた上品な飲み口で生き生きとした果実味が伸びやかに広がる。やや高めの酸度ながら果実味とのバランスに優れており、高密度なミネラルを有するそれはまさにメニルならでは。味わいはクリーンで「ピュア」そのもの。心地よい酸の引き締めとキレの良さを身上とした辛口の白。まろやかで中庸のボディを持ち合わせ、アフターには酸の余韻とともにミネラルのような心地よいほろ苦さ。合わせるお料理はムニエル、エビや鯛のロースト、鶏ムネ肉の白ワイン蒸し、天ぷらやフライなどがオススメ。

※2016年3月試飲

 

■ブルーノ・パイヤール

ブルーノ・パイヤール
ブルーノ・パイヤール

シャンパーニュ地方で古くからブドウ栽培家兼仲介業を営んでいた一家に生まれたブルーノ・パイヤール氏は、1981年自分自身のシャンパーニュ・メゾンを設立しました。最も新しく、数少ない自営のシャンパーニュ・メゾンで、独立したメゾンとしては最も大きい規模を誇っています。年間平均出荷量は45~50万本で、その80%が輸出されており、ヴィンテージとノンヴィンテージの高級キュヴェの生産を専門としています。創立当初からドザージュ量の最も低いメゾンの1つであり、近年は更に低く抑え、純粋な味わいを表現しています。1994年から畑の購入を始め、現在自社畑は30ha(内12haがグラン・クリュ、6haがプルミエ・クリュ)となり、必要なブドウの40%をまかなっています。自社畑は有機栽培を行い、除草剤も使用していません。土壌を大切に扱う事で、根は地層深くに伸び、素晴らしいミネラルの特徴をワインに与えています。

創立者・経営者であり、また実際に自らブレンドを行うブルーノ・パイヤール氏は、気候状況により使用するブドウの畑を選び(寒い年は南向きの畑のブドウを使用するなど)、又その年のブドウの品質に従いリザーヴワインの量を調節し(平均35%、最大50%)、毎年一貫した品質を保っています。純粋でエレガントな味わいは美食の良いお供であり、数多くの有名レストランでサーブされ、2010年は世界の422軒のミシュラン星付きレストランで愛飲されています。他のシャンパーニュ・メゾンが大企業の傘下に収まりプロモーションをかけて売り出す現状において、真摯に最高品質を追求するブルーノ・パイヤールは異例とも言える貴重な存在です。

ブルーノ・パイヤールの特徴

・戦後唯一のメゾン
・「ブルーノ・パイヤール」とは「ブランド名」、「創設者」、「現オーナー」であり、さらにブレンドも監督
・常に最も純粋である最初のプレス「一番搾り」のみを使用(ブドウ1kgあたり500cc)
・シャンパーニュ地方のグラン・クリュ/プルミエ・クリュでとれた、最高品質のブドウのみ使用
・シュールリー熟成期間が法定期間の3~5倍のため、見事な熟成感と繊細さを持つエレガントなシャンパーニュに仕上がる
・温暖化の影響をうけない定温/冷涼セラーで、発酵がゆっくりと進むため細かい泡が生まれる
・ワイン本来の姿を大切に保つため、ドザージュは最低限に控える。
・全ボトルにデゴルジュマンの日付を表示(全ボトルに日付を明記したのはブルーノ・パイヤールが初めてです。)

デゴルジュマン

「デゴルジュマン」とは、数年にわたる瓶内二次発酵で生じた澱を除去する作業です。この段階でドサージュが加えられ瓶口がコルクで閉められます。その際、ボトルを開けることが必要になり、少量ですが炭素ガスが失われ酸素がはいります。そのため、この日から新たに瓶熟が始まり、最終的には酸化していきます。これがデゴルジュマンの日付が大切な理由です。ブルーノ・パイヤールがデゴルジュマンの日付をボトルに明記し始めたのは1985年です。デゴルジュマンはシャンパーニュにとって外科手術のようなもので、施した後はセラーでしっかり休ませ回復させる必要があります。デゴルジュマン後に始まる新たな熟成で、ワインは以下のように発展していきます。

第1世代:フルーティーな爽やかさを持つアロマ。
第2世代:フローラル。果実より、花を感じさせるブーケ(ワインが成長している証拠)を帯びてきます。
第3世代:複雑なスパイス。
第4世代:トーストのような香ばしい香り。
第5世代:フルーツの砂糖漬けの香りです。

年とともに様々な香りのニュアンスが累積され層になって表れることで、ワインはより複雑さを増していきます。色合いは濃さを増していきますが、泡はとても細かいままです。シャンパンは時間がたっても熟成しないといわれますが、偉大なシャンパンは時間とともに成長していくものです。よりフレッシュな味わいは素晴らしいですが、熟成された味わいもまた格別です。

ブルーノ・パイヤール
ブルーノ・パイヤール

 

関連商品