エスターハージー ベーレンアウスレーゼ 2018 極甘口 375ml
畑: ルスト 土壌: 砂質土壌
収穫: 10月中旬にボトリティスのついたブドウを手摘で選別しながら収穫
醸造: 選別し手摘み後、すぐにプレスし、ステンレススティールタンクで3週間ゆっくりと醗酵。
テイスティング コメント
濃い黄金色。アプリコット、シトラス、ドライフルーツの強烈な香りとハチミツのノート。強烈な甘みと強い酸味のバランスがとれた味わい。非常にジューシーで緻密な味わいのストラクチャー。
インポーター資料より
※瓶内に酒石がでているものがあります(このワインにおいては白っぽくサラサラしています)。これは酒石酸とカリウムが結びついて出来た結晶で、ワインのダイヤモンドとも呼ばれています。品質や人体に害はありませんが、口当たりがざらつきますので、お召し上がりの際は、酒石を瓶底へ沈殿させて、グラスには入らないように注いでください。
エスターハージー
アイゼンシュタット市の郊外に、エスターハージー宮殿を望み、モダンなデザインのワイナリーが建てられました。他社とは比べようのない独自のワイン醸造技術は、土地の特徴とそれぞれのブドウ品種のアロマとフレーバーのすべてをワイングラスにまでもたらし、味わい楽しめることを第一に考えたものです。代々受け継がれてきたワイン造りの伝統と近代的な技術を結びつけることを目標に掲げ、高品質なワインを世に送り出しています。エスターハージー ワイナリーは、オーストリアにてワイン醸造の技術の開発と最新技術の導入におけるリーダーシップを担っています。
ブルゲンランド州の重要な文化遺産「エスターハージー宮殿」
エスターハージー公爵家の豪華な宮廷の生活は非常に有名でした。マリア テレジア皇后のみならず、エスターハージー ワインは多くの人々から高い評価を受けていました。このワインはパノニアのマイルドな特別な気候で育ったブドウをエスターハージー宮殿のワインセラーで醸造した高級ワインです。世界的に有名な音楽家ヨーゼフ ハイドンは長く宮廷に住み、1789年の書物には給料の一部をワインで支払いを受けていたとの記載が残っています。また、贅沢に慣れ親しんだドイツの有名な詩人ヨハン・ヴォルフガング ゲーテはエスターハージーのコレクションの印象的な財宝を見て、「エスターハージーの妖精の国」と称しています。
エスターハージー侯爵家はオーストリアのパノニア地方で数世紀にわたり文化的功績を収めてきました。17世紀からワイン栽培と醸造に携わり、ハプスブルグ王朝の女帝マリア テレジアはエスターハージー家のワインを高く評価していました。