ビルカール サルモン キュヴェ ルイ サルモン ブリュット ブラン ド ブラン ミレジム 2008 (専用化粧箱付き)
ピュアさとミネラル感...
ミネラル感のある卓越した優美さと絶妙なバランスを持つシャルドネ。コート デ ブランのグラン クリュの中でも 最高の区画で収穫された素晴らしいブドウのハーモニーを味わえる1本です。クラマン、シュイィはフィネス、アヴィーズは力強い個性、そしてメニル シュール オジェは骨格と余韻を与えます。
100% コート デ ブランのシャルドネ グラン クリュ
(シュイイ40%、クラマン33%、メニル シュール オジェ20%、アヴィーズ7%)
ドザージュ:7g/L 澱の上で、セラーにて11年熟成
ドザージュの少なさに起因する味わいの純粋さと力強さは、偉大なブラン ド ブランのユニークな側面です。ポテンシャルとバランスを持ち合わせたワインだからこそ、技巧を凝らした様々なペアリングをお楽しみいただけます。
評価
2008VT デカンター 11 / 2022: 98点獲得
2008VT ジェームズ サックリング 05 / 2022: 96点獲得
テイスティング コメント
輝きのある淡いゴールドの色調。香りはドライアプリコット、白桃、洋梨、レモンのコンフィ、白い花・・・、ナツメグなどのスパイスのノート。さらにチョーク、ヘーゼルナッツ、バター、パイ生地を思わせる。透明感があり熟成による複雑さが現れる。口に含むとクリーミーで、リッチ。しっかりとした酸味が端正な輪郭を与え、絢爛豪華な果実味をバランスよく支えている。ミネラルを含む洗練された構造をもち、純粋さと力強さが神秘的な雰囲気を醸し出す。コクの味わいで、スッキリとしたフィニッシュ。余韻は持続性があり一貫してエレガントに仕上がっている。
合う料理 白身肉や魚介のグリル、オマールのロースト、ホタテのソテー、グラタン、フォアグラ、貝のリゾットなど。
2023年3月試飲
ビルカール サルモン
ビルカール サルモンは1818年ニコラ フランソワ ビルカールと妻であるエリザベス サルモンによって、シャンパーニュ地方はマレイユ スール アイ村に設立されました。ビルカール家は17世紀から続く家系であり、200年以上7世代に亘り一族経営を貫いている希少なメゾンです。自社畑は約20へクタール。他の葡萄は、エペルネから半径20km圏内にある60へクタールの自社管理の葡萄畑と異なる40のクリュ、約220へクタールの契約農家から供給されます。
ピノ ノワールとシャルドネはモンターニュ ド ランスとコート ド ブランより、ピノ ムニエはヴァレ ド ラ マルヌから収穫されます。伝統を厳守して、醸造はブルゴーニュの小樽で行います。ヴィンテージワインはセラーマスターであるフランソワ ドゥミ氏がすべて選定しています。ワインは17世紀から19世紀にまたがって地下深く掘りこまれた白亜質の天然セラーで9~11度の温度で寝かせられています。家族経営ならではの「妥協なき品質追求」、「独自の手造り製法」、「少量逸品主義」をモットーとして伝統的な手造りによる高品質なシャンパーニュを造り続けています。
ビルカール サルモンのロゴは古代のケルトの組紐紋をベースにデザインされており、「B」と「S」のイニシャルが織り込まれていると同時に、曲線と角、柔軟さと堅固さを葡萄の実、蔓、房、花柄に重ね合わせて洗練された形に表現されています。家族経営であり続ける事、それが、ビルカール サルモンがまさに、かけがえのない、人をひきつけてやまない、個性あるメゾンである事の証明なのです。
フランスの星付レストラン全店でオンリスト
「ビルカール サルモン」は、フランスのミシュラン星付レストラン全店で取り扱いされている実力派シャンパーニュ メゾンです。1999年6月ストックホルム(スウェーデン)で行われた20世紀を代表するシャンパーニュを選ぶブラインド テイスティングにて150種の中から“キュヴェ ニコラ フランソワ ビルカール1959”が世紀のシャンパーニュとしてNo.1を、さらに“同1961”がNo.2の栄誉を獲得しました。
また、フランスで権威あるワイン専門誌『ラ ルヴュー デュ ヴァン ド フランス』では2ツ星にて評価されています。2ツ星 は、ビルカール サルモンを含め僅か11社と少なく、5000社以上あると言われるシャンパーニュの生産者の中でもトップクラスの造り手と言えます。