ドメーヌ ルーロ ムルソー 2019
畑:主体-ムルソー「クロ ドゥ ラ バローヌ」、他-ムルソー プルミエ クリュ ポリュゾの下に位置する「レ クロト」、ムルソーの南、プルミエ クリュ シャームのすぐ下に位置する「レ グリュアッシュ」
醸造:土着酵母を使って発酵。澱つきのまま樽で12か月間、その後ステンレス・タンクで6か月できるだけ介入せず自然にゆっくりと熟成させます。
テイスティング コメント
銀色がかった素晴らしい色。エレガントでフレッシュなシトラスに加えほのかなロースト香。ミネラル感があり、上質な甘草を連想させるしっかりとした味わいで、飲み始めは白桃、そしてフィニッシュにはシトラスを感じます。
インポーター資料より
ドメーヌ ルーロ
ムルソー村トップ生産者の一つ、ドメーヌ ルーロ。ワイン造りの歴史は1830年までさかのぼることができ、当時ギヨーム ルーロ氏が手掛けたムルソーは国内外から高い関心を集め、その名が広く知れ渡ることになりました。第一次世界大戦時にポール ルーロ氏が畑を改植し、その息子であるギィ ルーロ氏が1950年から1960年代に畑の拡張を行っています。彼の死後、この歴史あるブドウ畑とセラーはアメリカ人醸造技術者のテッド レモン氏の手に渡り守られてきましたが、1989年にギィの息子ジャン マルク ルーロ氏に引き継がれ、ルーロ家の手による経営が再開されました。
代々、ドメーヌの発展に貢献してきたルーロ家ですが、現当主であるジャン マルク ルーロ氏に引き継がれた後もさらなる進展をみせています。1999年より一部ビオディナミを導入し、1ha当たりの収穫量を厳しく制限するなど、上質なブドウを得るために余念がありません。彼は、畑ごとの個性を前面に出したワイン造りを得意としています。その土地の特性を余すことなく表現することが彼のワイン造りの哲学であり、天然酵母の使用や自然に任せた発酵など、しっかりとこだわりを持っています。ワインは香り高く、シルキーでなめらかな質感、重たさはなく引き締まっていてエレガントさが秀でています。
パーカー氏も、「ルーロのワインは純粋さと豊かさが結びついていて、端的に言うとフランソワ ジョバール(引き締まり感)とコシュ デュリ(豊かさ)が造るワインの中間のスタイルをしている」と述べています。
「ザ ワインズ オブ バーガンディ」で3ツ星生産者に選出!
イギリスのワイン評論誌「ザ ワインズ オブ バーガンディ」で3ツ星生産者に選出されました。3ツ星に選出されているのは、D.R.C、ドメーヌ ルロワ、コント ラフォン、コント ド ヴォギュエ、アルマン ルソー、ドーヴネ、ルフレーヴ等々、錚々たる顔ぶれです。生産量の大半が顧客リストにて完売してしまうため、日本に輸入されるのは極々少量となります。今回は割り当てでの入荷になります。お求めの方はお早めにご検討ください。今やドメーヌ ルーロは、ムルソーの巨匠コント ラフォンやコシュ デュリに次ぐムルソーのトップ生産者として人気を博しています。