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テソ・ラ・モンハ アルミレス 2014

テソ・ラ・モンハ

 

Almirez

/Teso La Monja

 

テソ・ラ・モンハ アルミレス 2014
商品コード:2199
テソ・ラ・モンハ アルミレス 2014

【産地】スペイン トロ

【品質分類・原産地呼称】D.O.

【品種】ティンタ・デ・トロ100%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】14.5%

【容量】750ml

参考小売価格:¥4,136(税込)

販売価格:¥2,685(税抜)

¥2,953(税込)

ポイント:26Pt
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テソ・ラ・モンハ アルミレス 2014

100%除梗後26~28℃の定温管理を行いながら上面解放型ステンレスタンクにて8日間醗酵。軽いピジャージュを行いながら14日間マセラシオン。フレンチ・バリック(新樽30%、ヴィクトリーノに使用した旧樽70%)内にてマロラクティック醗酵を行い、同フレンチ・バリック内にて14ヶ月間熟成。アルミレスを直訳すると「乳鉢」。薬草やスパイスなどを乳鉢ですり潰してエキスを抽出する様に厳選した葡萄からトロのエキスを抽出して作られたワインという意味を込めて命名されました。

★評価
2013Vt ギア・ペニン2016:94点獲得!
2012Vt ワイン・アドヴォケイト:93点獲得!

【テイスティング・コメント】

紫がかった濃いガーネット、黒みが強く深い色調。粘性は高め。香りには熟した赤や黒のベリーやカシス、イチジク、バラのドライフラワー、ミント、八角やブラックペッパーなどのスパイス、芳しいオークのノート。バニラやトースト、チョコ、シナモンなどのリッチな樽香、そしてバルサミコ、皮革、ジビエ、土、温かな大地のニュアンスが続く。アタックはなめらかで濃厚な果実感、辛口にしてコンポートのような仄かな甘さを伴い、旨みがじんわりと広がる口溶けのよさ。麗しいまでの絶妙な酸とのバランス、親しみやすくもエレガントで同時にアルコール分がしっかりと感じられるふくよかなボリュームある味わい。タンニンは丸くシルキーな舌触り、テクスチャーのある豊かなコクを備え余韻の長さも突出している。合わせるお料理は牛ヒレのステーキやローストビーフ、ピーマンの肉詰め、焼き肉、豚の角煮、マーボ豆腐など。

※2017年6月試飲

 

■テソ・ラ・モンハ

テソ・ラ・モンハ
テソ・ラ・モンハ

1990年代、まだ世界的に無名だったドゥエロ川下流の産地、トロ地方が一躍注目産地となるきっかけとなり、その後もスーパー・スパニッシュを牽引してきたエグレン家のヌマンシア・テルメス。スペイン・ワイン界において不滅の金字塔を打ち立てたヌマンシア・テルメスのエグレン家が更なるトロの魅力を求めて2007年より新たにスタートしたボデガがTeso La Monja(テソ・ラ・モンハ)です。

今までエグレン家のワインは、リオハの伝統的なワイン造りを続けるシエラ・カンタブリアを除き、テルマンシア、ヌマンシアやエル・プンティードなど醗酵前の低温浸漬と新フレンチ・バリックによるMLF後に熟成を行うモダンで主張がはっきりとしたスタイルのワインを得意としてきました。特にトロ地方で造られるテルマンシア、ヌマンシアは、ティンタ・デ・トロ種(トロ地方のテンプラニーリョ)特有の力強さを活かしたスタイルで「トロ」をスペインの代表する銘醸地へと押し上げました。

しかし、テソ・ラ・モンハは、エグレン家が今まで名声を築いてきたモダンで主張のはっきりとしたスタイルとは異なり、ティンタ・デ・トロ種の「可憐さ」や「奥ゆかしさ」を引き出すエグレンのワインとしても新たなスタイルに仕上がっています。

ヌマンシア、テルマンシアとは?

エストラテゴ・レアルでもお馴染みのエグレン家がトロで手掛けていたボデガ「ヌマンシア・テルメス」より産み出されるプレミアム・スパニッシュです。毎年コンスタントにワインガイドより高得点を獲得する中で、2007年のワイン・アドヴォケイトよりテルマンシア2004がスペイン・ワイン初となる100点満点を獲得した事により、その名声を確固たるものとします。それだけの名声を得ながらもエグレン家が新たなボデガを設立したのには理由があります。醸造家のマルコス・エグレンは、パワフルなスタイルのヌマンシアを造りながらも「ティンタ・デ・トロ種」が繊細な一面も持っている事に気づきはじめ、ティンタ・デ・トロの清楚な魅力を引き出せるのではないかと感じ始めたからです。

ティンタ・デ・トロは種が透けて見えるほど果肉が透き通っており、接ぎ木をしていない自根葡萄である事に加え、9月に入ると昼夜の寒暖差が30度もある独特の気候がワインにユニークな個性を与えるのではないかと考えました。5年ほど前からヌマンシアとは全くキャラクターの異なるワインが造れるのではないかと着想し始めます。

そして、修道女が居住していたと言い伝えられる丘にボデガを建設しました。ティンタ・デ・トロの清楚で奥ゆかしいキャラクターを表現したワインと修道女のイメージが重なった事からボデガ名もそのまま「テソ・ラ・モンハ」(Teso=丘 Monja=修道女)と命名しました。ヌマンシア、テルマンシアを一言で言い表すなら「パワフル」に対し、テソ・ラ・モンハは「エレガント」という言葉が相応しいスタイルに仕上がっています。

因みに、現在経営が他に移ったヌマンシア・テルメスですが、2008、2009ヴィンテージに関してはマルコスがアドバイス程度に参加していましたが、全くそのアドバイスが反映されなかった為、2010ヴィンテージからは全く関与していないとのこと。ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得したテルマンシア2004ヴィンテージや、現在のテソ・ラ・モンハの最上級キュヴェ、アラバスタの収量は7~8hl/ha。それに比べ、現在のテルマンシアの収量は3倍から4倍に増えてしまったそうです。

WA100点を獲得した当時のテルマンシアに勝るとも劣らない弛まぬ勉力を行うテソ・ラ・モンハ。2013年版ギア・ペニンで遂にワイナリー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、名実ともにトロ、そしてスペインのトップワイナリーの座を掴みとりました。

テソ・ラ・モンハ
テソ・ラ・モンハ

 

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