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セラーズ・カン・ブラウ ブラウ 2016

セラーズ・カン・ブラウ

 

Blau

/Cellers Can Blau

(Gil Family Estates)

 

セラーズ・カン・ブラウ ブラウ 2016
商品コード:3115
セラーズ・カン・ブラウ ブラウ 2016

【産地】スペイン カタルーニャ州

【品質分類・原産地呼称】D.O.モンサン

【栽培方法】リュット・レゾネ

【品種】カリニェナ50%、シラー25%、ガルナッチャ25%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】14%

【容量】750ml

参考小売価格:¥2,090(税込)

販売価格:¥1,615(税抜)

¥1,776(税込)

ポイント:16Pt
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セラーズ・カン・ブラウ ブラウ 2016

ブラウは、「青」の意味。葡萄の平均樹齢は20〜30年、収穫量は1ha当たり12トン、植密度は4,000本/haです。収穫した葡萄はステンレスタンクに入れ、25度以下にコントロールしながら発酵、ポンピングオーバーを行います。マロラクティック発酵はフレンチオークで行い、フレンチオークの樽(1〜5年)で4ヶ月熟成させています。ノンファイニング、珪藻土フィルターで軽くフィルターをかけてボトリングします。

★評価
2014VT ヴィノス2016.01:90点獲得!

【テイスティング・コメント】

紫がかったルビー。粘性は中程度より高め。香りにはブルーベリーやラズベリー、プルーンなどの果実香、ラベンダー、ドライハーブ、シナモンやペッパーなどのスパイスのノートが混じり合う。独特の野性味が感じられるアロマ。そして強すぎないトースティなオークの要素が心地よいアクセントとなり、ミネラルが洗練さを与えている。アタックはソフトでなめらか。生き生きとした豊かな果実味が広がり、味わいは丸くバランスの良さが光る。適度にミネラリーで、フルボディにも重すぎないのが良い。キメ細かなタンニンと上品な酸味が溶け込んでおりシルキーなテクスチャーと、辛口にしてほんのりと熟した果実のような甘さを伴う。スムーズな飲み心地で、アフターフレーヴァーの広がりがある。合わせるお料理は、子羊のロースト、豚レバーのパテ、肉煮込み料理、ソースを使った肉・野菜料理、ソーセージ、パスタなど。

※2017年10月試飲(2014年ヴィンテージ)

 

■セラーズ・カン・ブラウ

セラーズ・カン・ブラウ
セラーズ・カン・ブラウ

旧来のフミーリャのイメージ刷新の立役者となった生産者、ボデガス・フアン・ヒル。ワイン・アドヴォケイトで極めて高い評価を受け、世界的な注目をフミーリャに向けさせました。セラーズ・カン・ブラウはそのボデガス・フアン・ヒルをはじめとするヒル・ファミリー・エステーツのブランドの一つです。

2003年からD.O.モンサンのエリア内、エル・モラルで展開するボデガです。エル・モラルは、モンサンとプリオラートのふたつのDOをまたいでいる特別な村で、この村で産するワインの60%はプリオラートとして市場に出ています。栽培する3種類の葡萄、ガルナッチャ、カリニェナ、シラーは、それぞれの品種に最も適した土壌で栽培しています。ガルナッチャはスレート(粘板岩)と石灰岩がベースの土壌、カリニェナは粘土と砂、シラーは石灰質の土壌で育てています。ポイントは常に畑を回って葡萄を食べること。完璧な完熟のタイミングを逃してしまうと過完熟、つまりはバランスを失ってしまうので注意しなければならないからです。

ワイナリーで指揮を執るのは、ワインメーカーのノリア・ロペス・サロカ(以下ノリア)です。ワイン醸造学校としても歴史のあるタラゴナ大学を卒業後、アメリカやチリなどで経験を積み、2005年にこの地域に来ました。農協などでの経験を経て、2012年からカン・ブラ ウで働いています。この地でワインを造るためには、複雑に入り組んだ土壌を理解し、どこにどんな品種を植えるか考えなければなりませんが、その点、彼女はこの地を深く理解しており、ミゲル・ヒルからも厚く信頼されています。ヒル・ファミリーの基礎に、彼女自身の哲学が加わることでカン・ブラウのエレガントで複雑さのあるスタイルが形成されています。よく比較されるプリオラートとの違いは、 ノリア曰く「プリオラートは花の核(中心)の部分、より集約されており力強い。モンサンは花の萼(がく)の部分、華やかでエレガント、多様さがある。」とのことです。

カン・ブラウの名称は、カタルーニャ語の「カン=家」、「ブラウ=青」によります。光を受けたモンサンの土壌が青く見えたことが由来しています。印象的なラベルデザインは教会のステンドグラスをイメージしたものです。モンサンは「聖なる山」という意味があるため、それを意識しています。

ヒル・ファミリー・エステーツ

現当主はミゲル・ヒル。9人兄弟の6番目です。1916年に曾祖父フアン・ヒル・ヒメンスがフミーリャにワイナリーを設立した時から歴史が始まります。その息子(ミゲルの祖父)ゲレロもワイン造りに関わり、孫にあたるゴンザレス(ミゲルの父)が引継ぎ、兄弟とともにワイナリーを強固なものになり、現在に至っています。

ヒル・ファミリー・エステーツでは各地に醸造・販売拠点を設けています。一つのワイナリーを大きくするのではなくて、質の高い小さなワイナリーを複数持つ方が、最終的に品質を高く保て、消費者に喜ばれると考えています。そのため、それぞれのワイナリーは D.O.も醸造責任者も違いますが、その営業活動から運営のコンセプトに至るまで、まるで一つの会社のように成り立っているのです。80%が輸出で、スペイン国内向けは20%です。

グループのワイナリーの共通のコンセプト

1.土着品種にこだわる
2.古い樹齢の保護と伝承
3.知名度は低くても、伝統的な上質なワイン地域への参入

セラーズ・カン・ブラウ
セラーズ・カン・ブラウ

 

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