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マルケージ・ディ・グレシー マルティネンガ バルバレスコ 2008

マルケージ・ディ・グレシー

 

Martinenga Barbaresco

/Tenute Cisa Asinari dei Marchesi di Grésy

 

マルケージ・ディ・グレシー マルティネンガ バルバレスコ 2008
商品コード:3128
マルケージ・ディ・グレシー マルティネンガ バルバレスコ 2008

産地:イタリア ピエモンテ

品質分類・原産地呼称:D.O.C.G.

品種:ネッビオーロ100%

タイプ:赤ワイン フルボディ

アルコール度数:14.5%

容量:750ml

参考小売価格:¥11,000(税込)

販売価格:¥8,400(税抜)

¥9,240(税込)

ポイント:84Pt
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マルケージ・ディ・グレシー マルティネンガ バルバレスコ 2008

マルティネンガは、バルバレスコD.O.C.G.唯一のモノポール(この生産者の単独所有畑)であり、この地域の頂点とまでは言わないにせよ、最上の畑のひとつであるとみなされています。ここのネッビオーロは特別な強さはありませんが、優雅さと上品さでは飛び抜けているためにこのマルティネンガ・バルバレスコは非常に個性的かつ素直さが感じられます。12か月間フランス産バリックにて熟成後スロヴェニア産オークのカスクで12か月熟成。瓶詰後も出荷前まで長く熟成させます。

評価
2008VT ワイン・アドヴォケイト2012:92点獲得

テイスティング・コメント

輝きのあるガーネットにオレンジのトーン。粘性は高め。香りにはプラムやチェリーシロップ、ドライイチジクなどの凝縮した果実香にブラックオリーブ、ミント、シナモンやペッパーなどのスパイス、リコリス、上品なオークのノートが混じり合う。バニラやクローブ、タバコ、杉、カラメルの香り。他になめし革や茶葉、スモーク、塩漬け肉の香りなど。香りのボリュームが豊かで、奥からひしひしとミネラルのニュアンスが感じられる。アタックはなめらかでしなやか。熟成により落ち着いた印象も未だフレッシュさを損なわず、とても生き生きとした果実感、芯がしっかりとしておりスタンスがぶれない。辛口ながら仄かな甘さはドライフルーツ的要素があり、イチジクやプルーンを思わせ杯を重ねる度にその美味しさが込み上がる。タンニンはキメ細かく、しっかりとした深みとエレガンスとの素晴らしい調和をみせる。実直な個性、優雅さと上品さが際立っており長く続く余韻をもつ。合わせるお料理は、牛や仔羊のロースト、牡蠣フライ、エリンギを添えたブリの照り焼き、まぐろのタルタルソース和え、熟成チーズなど。

2017年11月試飲

 

マルケージ・ディ・グレシー

マルケージ・ディ・グレシー
マルケージ・ディ・グレシー

バルバレスコの正統「マルケージ・ディ・グレシーの世界」

マルケージ・ディ・グレシーは、12世紀から続くトリノの名門貴族にあたり、スイスの不戦条約にサインしたベネディット・ディ・グレシーを先祖に持つ家柄です。テロワールの個性を最大限に引き出すそのワイン造りは、バルバレスコではトップクラスの名醸造家と言われ、近年様々なワイン専門誌で高く評価されています。

ピエモンテの中心地ランゲとモンフェラートの間に有るブドウ畑は、バルバレスコ村マルティネンガ、トレイゾ村モンテ・アルバリト、アレッサンドリア県ラ・セッラ、カッシーネ村モンテ・コロンボ等の4ヶ所にまたがります。この地は1650年からグレシー家の所有地です。しかしながらそのブドウ自体は1970年初頭まではチェレットやプロドットーリ・ディ・バルバレスコなど名門ワイナリーに売られていました。

1973年、当時ミラノのボッコーニ大学で勉強していたアルベルト・ディ・グレシーはテロワールの可能性に気付き、彼自身のワイン造りに目覚め、その情熱(ワイン造り)を彼の職業へと昇華させました。とは言え何事も通り一遍では気が済まないアルベルトのこと。伝統は重んじるものの何か普通でないことを模索して、イタリアワインの帝王とも称され旧知の仲でもあるアンジェロ・ガイヤ氏や、安価なローカルブドウであるバルベーラ種を高級品種に仕立てて成功した故ジャコモ・ブライダ氏に相談し、その結果通常はアルネイス種が植えられるランゲの畑にはシャルドネとソーヴィニヨン・ブランを植樹、さらに高級品種ネッビオーロを植えても十分な品質が期待できる畑にバルベーラを植えました。またこの地には珍しいメルロまで植えられ、異端児ぶりは見事に発揮されました。

そんな異端児も単一畑マルティネンガだけは遊ぶことなく1979年から続く伝統を貫き、畑から出来るブドウそのままにクリーンでエレガントなワインに仕上げ、それ故この畑のバルバレスコは「バルバレスコの評価基準」とさえ言われています。

グレシー家の単独所有畑「マルティネンガ」

マルティネンガは古代ローマ人には既に“ヴィッラ・マルティネス”として知られていました。昔からマルティネンガには女神の信仰が有り、彼らはこの地を神聖な場所としていました。マルティネンガはバルバレスコD.O.C.G.の中心部に位置しており、そのワイン(バルバレスコ)に備わる深い構造と優雅さはまさに伝説的です。

そしてこのマルケージ・ディ・グレシーの生産拠点であり、この生産者の畑で収穫されたすべてのブドウがここマルティネンガに集められ、発酵、熟成、瓶詰されています。「ネッビオーロ種は土壌の読み方のマスターであり、テロワールの微妙な違いを小さなニュアンスでボトルに表現し、我々に異なる感覚を与えてくれる。ひとつひとつに異なるブドウ畑の特徴をそれぞれに守り伝えることが出来るのです。」とアルベルト・ディ・グレシーは言います。マルティネンガ・バルバレスコはそのイメージだけではなく、生産の意味合いにおいても間違いなくこの生産者の最も重要な位置づけにあります。

マルケージ・ディ・グレシー
マルケージ・ディ・グレシー

 

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