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ドメーヌ・ブスケ アメリ シングル・ヴィンヤード 2011

ドメーヌ・ブスケ

 

Ameri

Single Vineyard

/Domaine Bousquet

 

ドメーヌ・ブスケ アメリ シングル・ヴィンヤード 2011
商品コード:3170
ドメーヌ・ブスケ アメリ シングル・ヴィンヤード 2011

【産地】アルゼンチン メンドーサ トゥプンガト

【栽培方法】有機

【品種】マルベック65%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、シラー10%、メルロ5%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】15%

【容量】750ml

参考小売価格:¥5,500(税込)

販売価格:¥4,200(税抜)

¥4,620(税込)

ポイント:42Pt
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ドメーヌ・ブスケ アメリ シングル・ヴィンヤード 2011

海抜1,200mに位置する自社畑の葡萄を使用しています。砂利と砂から成る土壌です。収穫は4月の第3週に手摘みで行います。収穫した葡萄は人の手で丁寧に選別します。発酵、熟成ともにフレンチオーク樽で行います。発酵は選別酵母を使い、30度以下に温度コントロールしながら12日間発酵させます。その後、後発酵を10度で20日間行います。その後、フレンチオークの新樽で16ヶ月熟成させています。たっぷりの熟した果実にタバコやブラックペッパーが混ざり合っています。長い余韻の中には、洗練されたタンニンの要素が感じられます。

【テイスティング・コメント】

外観は黒みが強く深いガーネット。粘性は高め。香りにはブラックベリーやブルーベリー、ラズベリー、カシスなどの凝縮した果実香、ドライフルーツ、ハーブ、ブラックペッパー、芳しいオークのノート。スモーキーで深みのある上品な樽香、バニラやシナモン、香木、モカ、チョコ、タバコを思わせる。他に松やジビエ、鉄、湿った土、ミネラルが感じられ複雑さと奥行がある。アタックはソフトでなめらか。柔らかくて丸いタンニンと溶け込んだ酸味、シルクのような舌触りをもち味わいは幾重にも層を成す。旨みがたっぷりとした豊満な果実味に溢れており、熟した果実にタバコ、スパイシーなオークの風味が混ざり合う。充実したアルコール分(15%)と豊かなコクが備わったフルボディでしっかりとした構造の下、繊細さを合わせ持つ。飲み心地はスムーズで、アフターの余韻は長め。果実とオークのフレーヴァーが持続する。合わせるお料理は、赤身肉のグリルやロースト、ジビエ、ハーブを使った肉料理、重めのチーズなど。

※2018年1月試飲

 

■ドメーヌ・ブスケ

ドメーヌ・ブスケ
ドメーヌ・ブスケ

ジャン・ブスケは1948年に南フランスのカルカッソンヌで生まれました。ワイン農家の3代目の彼は、20年にわたる努力の結果、立派な葡萄園を育てあげ、商業的にも成功をおさめました。しかし、それで飽き足らなかった彼は、さらに優れた品質を追い求めるうち、理想の土地を探すため世界中のワイン産地を旅して回るようになり、アルゼンチンのメンドーサのトゥプンガトに辿り着きました。当時、メンドーサには、標高350mほどの場所には葡萄畑がありましたが、標高1,200mのトゥプンガトには葡萄の樹など1本もなく、ましてワイナリーなど存在しませんでした。「アルゼンチンに行くと言ったら、フランスではあんな国に行くなんて、とバカにされ、アルゼンチンに来たら、アルゼンチンの人からも、なぜこんな何もない場所でワイン造りをするんだ?フランスの地を捨ててまで、とバカにされました。ところが、始めはクレイジーだと言っていた人々が、今では真似しています」。何もない土地に葡萄を植えるところからスタートしたので、ワインができるまでには時間がかかりました。植えてからすぐにワインを造れる葡萄が収穫出来るわけもなく、お金を作るために、苗木を販売する仕事をしたり、土地を売ったりしていました。「5年目で初めて収穫できた時は、嬉しくて泣いてしまいました」。

標高の高い畑だからこそ生み出せるジャン・ブスケのスタイルは、エレガントでしなやかな奥深い味わいのワインです。畑の奥にはアンデス山脈が連なって、冷涼な気候と変わらない新鮮な空気をもたらします。この環境のおかげで、収穫期の葡萄の成熟は平地より遅く、その分ゆっくりと熟すため、糖分だけでなく「旨み」となる様々な成分(酸、ミネラル等)が豊富に含まれていきます。気温の高い場所で同じように摘み取りを遅くすると、葡萄は過熟気味になってしまいバランスを失います。涼しく風通しが良いため全く農薬の必要がないこと、またさまざまな土着品種のテイスティング、降雨量や土壌の調査を行った結果、そこは正に彼が確信する理想の土地でした。

葡萄の苗は、マルベック以外はフランスから持ってきたものです。マルベックだけはアルゼンチンの苗の方が適していたからです。当初、涼しいトゥプンガトはピノ・ノワールとシャルドネに適していると考えていたそうですが、植えてみたらカベルネ・ソーヴィニヨンも、マルベックも素晴らしい葡萄になりました。

醸造は、トゥプンガトのセラーで行っています。彼らのワイン造りは、飽きることなくベストな醸造法を試し続けています。そのワインの品質は明らかに現在進行形で向上してきています。ブレンドは全て葡萄の段階で行います。ワインになってからブレンドするよりも、よりそれぞれの葡萄の個性が調和し、味に一体感が生まれます。ジャンのラングドックの経験から、そうしています。赤のマセラシオンは、いくつかの方法で行います。①コンクリートタンクでルモンタージュ、②400Lの樽を回転させる、③大樽で手とポンプを使用等。その後、それらをブレンドします。

ジャンは、ドメーヌを引退、新たに150haの畑を買って葡萄栽培をしています。ドメーヌは、セールスを担当していたラビッド・アメリとアンヌ・ブスケ、そして義理の兄弟が引き継ぎました。ワイン造りは、昔からいる常駐のワインメーカーが中心になって行い、ジャンもブレンドチームの一員として加わるため、品質は変わりません。

ドメーヌ・ブスケ
ドメーヌ・ブスケ

 

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