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ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ 2009

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

 

Le Petit Lion du Marquis de Las Cases

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ セカンド銘柄

 

ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ 2009
商品コード:3180
ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ 2009

産地:フランス ボルドー地方 メドック地区

品質分類・原産地呼称:A.O.C.サン・ジュリアン

品種:メルロ71%、カベルネ・ソーヴィニヨン29%

タイプ:赤ワイン フルボディ

アルコール度数:14%

容量:750ml

参考小売価格:¥12,420(税込)

販売価格:¥9,660(税抜)

¥10,432(税込)

ポイント:96Pt
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ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ 2009

サン・ジュリアンの王、レオヴィル・ラス・カーズのセカンド銘柄

テイスティング・コメント

赤紫がかった濃いガーネット。粘性は高め。香りにはカシスやブラックベリー、ブルーベリー、プラムなどの果実香、スミレ、ミント、ペッパー、ローストしたオークのノートが混じり合う。幾分フルーティーさが前に出て親しみやすくもあり同時に慎ましやかで上級ワインに見られるような気品がただよう。他にタバコ、鉛筆の芯、タール、なめし革、ミネラルのニュアンス。アタックはソフトでなめらか。凝縮感のある果実味としなやかなタンニン、酸度は低く調和がとれている。現時点でこなれているものの未だフレッシュさを損なっておらず、「旨み」が深いコクとまろやかな味わいを醸し出している。全体に柔らかなフルボディで、余韻は長く複雑性がある。果実とオークのフレーヴァー、香ばしさは美味しい深煎りコーヒーを飲んだその時と似ている。合わせるお料理は、牛フィレのステーキやラム肉の香草焼き、鴨胸肉のロティ、ジビエ、茸料理、焼き野菜など。

2018年1月試飲

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

講談社「BORDEAUX ボルドー 第4版」ロバート・パーカーJr.著より抜粋

レオヴィル・ラス・カーズは疑いもなく偉大な名前であり、偉大なボルドー・ワインの1つである。40haを超える主要な畑はラトゥールに隣接しており、絵のように美しい。石垣に囲まれており、ワインのラベルにも描かれている。ボルドーでも最大級のシャトーで、ワインの品質にかける入念さや熱心さの点では、並ぶものこそいくつかあるにせよ、どこにも負けない。責任者は故ミシェル・ドゥロンだったが、近年は、彼の息子であるジャン=ユベールが務めている。ミシェル・ドゥロンは気位の高い男で、尊敬を集めていたが、同じくらい軽蔑もされていた。完璧主義者であったが、彼を批判する人々は、そしてその数は多いのだが、彼が策略をもってワインを売ると主張する。その主張によれば、偉大なヴィンテージには出し惜しみをしてささやかな量しかつくらず、人為的に価格をつり上げていたと言うのである。もっとも、その華麗な品質にけちをつけることは誰にもできまい。彼のワインは、サン=ジュリアンのみならず、メドック全体で最上のワインをつくろうというマニアックな執念の産物なのである。

1986年のような豊作のヴィンテージに収穫高の50%以上を、あるいは1990年のように67%という驚愕すべき量を格下げしてしまう人物がほかにいるだろうか? セカンド・ワインだけでなくサード・ワイン(ビニャルノン)をも導入する人物は? 空調のきいたシェ(ワイン蔵)に気前よく大理石の床を敷く人物は? 彼が好きか嫌いかはともかく、ミシェル・ドゥロンは補佐役に有能なミシェル・ロラン(リブヌルのエノロジストではない)やジャック・ドポワジエを従えて、1980年代、1990年代のメドックで最も偉大なワインの1つをつくり続けた。その息子も父親の方針を踏襲するにとどまらない能力を持っているようだ。

第二次世界大戦後のワインにはムラがあったが、1975年以後は連続して成功を収め、2000年、1996年、1995年、1994年、1990年、1986年、1985年、1982年、1978年、1975年のようなヴィンテージには完璧に近いワインが生まれている。事実、これらのヴィンテージでは、メドックの一級シャトーのほとんどと同じくらい深遠なワインとなっているのだ。

サン=ジュリアンにおける主要なライバルであるデュクリュ=ボーカイユと比較すると、レオヴィル・ラス・カーズのワインは、色合いがわずかに暗く、よりタニックで、よりスケールが大きく、より凝縮味が強く、言うまでもなく長期の貯蔵を念頭に置いてつくられている。伝統的なワインであり、適度な飲み頃になるまで10~15年待てるだけの忍耐力を持ち合わせた事情通向けのワインである。ボルドーの1855年の格付けが見直されるようなことがあったら、レオヴィル・ラス・カーズは、デュクリュ=ボーカイユのように、今ひょっとするとレオヴィル・バルトンやグリュオー・ラローズも一級への昇格が熱心に支持されることだろう。

一般的な評価

レオヴィル・ラス・カーズは文句なしにサン=ジュリアンの王であり、ボルドーでも数少ない、毎年無条件で買うことのできる格付けシャトーの1つだ。一貫して一級並みの品質となっており、1980年代、1990年代の成績は注目すべきものだった。最近ではよりエレガントなスタイルに向かうようになっているが、特徴的な豊かさ、深み、構造、完璧に近いつりあいを保っている。サン=ジュリアンでは最も高価なワインだが、それでも価格は許容範囲内にとどまっている。投機家好みのワインではないのでオークションで見かけることはめったにないが、消費者のレベルでみれば、一級ワインほど高価ではないのに品質はしばしば一級相当である。セカンド・ワインのクロ・デュ・マルキも優良であり、最良のヴィンテージには三級や四級のワインに引けをとらない。

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

 

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