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バラオンダ カンポ アリーバ オールド ヴァイン 2014

バラオンダ

 

Campo Arriba Old Vines

/Barahonda

 

バラオンダ カンポ アリーバ オールド ヴァイン 2014
商品コード:3190
バラオンダ カンポ アリーバ オールド ヴァイン 2014

産地: スペイン ムルシア

品質分類 原産地呼称: D.O.イエクラ

栽培方法: リュット・レゾネ

品種: モナストレル70%、シラー20%、ガルナッチャ ティントレラ10%

タイプ: 赤ワイン フルボディ

アルコール度数: 14.5%

容量: 750ml

参考小売価格:¥1,870(税込)

販売価格:¥1,445(税抜)

¥1,589(税込)

ポイント:14Pt
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バラオンダ カンポ アリーバ オールド ヴァイン 2014

樹齢: 40年

醗酵: ステンレス タンク/主醗酵後MLF
熟成: フレンチオーク樽3ヶ月(225L、新樽使用なし)

評価
2014VT ワイン アドヴォケイト:93点獲得

テイスティング コメント

艶のあるガーネット。ブルーベリーやブラックベリー、ブラックチェリーの香り。そしてオリーブやドライハーブ、ペッパーの香りと、軽くローストしたオークのノートがアクセント。なめし革やジビエなどの熟成香が現れておりやや複雑なニュアンスをもつ。口に含むとなめらかでふくよかな果実感。このクラスとしては(何と言っても1000円台!)リキュールのような高いアルコール分と、濃厚な味わいながらミネラルを含むスムーズな飲み心地。程よいコク、フルボディだが重さを感じさせないモダン テイスト。古木ならではの複雑味と未だピュアな風味が楽しめる。合わせるお料理は、仔羊や鴨肉のロースト、焼き肉、ジンギスカン、煮込みハンバーグ、タコとオリーブのトマト煮込みなど。

2020年7月試飲

バラオンダ

バラオンダ

4世代に渡り築き上げたワイナリーの基礎

ワイナリーの歴史は1850年、ペドロ カンデラ氏が自宅の一部に設けた小さなセラーで造ったワインを少しずつ販売し始めたことに始まります。そして1925年、アントニオ カンデラ ガルシア氏は、「ボデガス アントニオ カンデラ」の名の下、自社畑でのワイン造りを始めます。次の代、アントニオ カンデラ ポベラ氏になると、ワイナリーは醸造面で大きな飛躍を遂げます。販売が徐々に軌道に乗るようになるにつれ規模は拡大し、今度は最新の醸造設備も設置されるようになるなど、近代化が進みました。4代目に引継がれた1990年代になると、これまで代々築き上げてきた基盤をもとに、ワイン造りの哲学から見直しをかけた大きなイノベーションが起こります。ワインの魅力を“デザインも含めてアピールする”というものです。

こうした流れのなかで、2000年4代目で現在のオーナー、アルフレド カンデラ氏により新たに「バラオンダ社」が設立されました。「地葡萄、モナストレルの魅力を開花させること」、「最高の選果、最高の醸造と設備による“クオリティワイン”」これがバラオンダの使命です。代々受け継がれたワイン造りへの情熱は、「バラオンダ」という形で新たな時代を迎えました。これは一家にとって大きな転換であり、それゆえに多大なリスクを背負うことを意味します。しかし、地葡萄とクオリティワインへの情熱、そして家族に支えられカンデラ家の若い世代の、新たな挑戦が始まりました。

地元品種に賭けた醸造家

アルフレド カンデラ氏は、若い頃アメリカへ留学し経営学を修めた後、マドリッドで経営コンサルティングの会社に就職。数々の企業の経営管理に携わるという経歴の持ち主。全ては将来、ワイナリーを継ぐための準備でした。

幼い頃から家業のワイナリーは常に近い存在で、遊び場もワイナリー。よく手伝いもしたし、学生時代は学業そっちのけで毎年収穫を手伝っていたことから、常に「いつかは、兄と協力して父の跡を継ぐもの」だと考えていました。そして、兄が醸造学の道に進んだのを見て(現在、バラオンダの醸造長を務める)、自分は営業か経営をやりたいと思いました。アメリカでの経験を経て1994年、父から「そろそろ修行は終わり。戻って来い。」とのお達しがあり、いよいよ実家のワイナリーに戻ります。

しかし、実家に戻ってみると「バルク販売しかしていない」という実情を目の当たりにします。当時、モナストレル種という品種はスペインでは全く知名度がなく、補助品種の一つとして大手生産者のワインに色やボディを足すために使われていたのです。アルフレドはこの状況を嘆き、そして考えます。

それから6年後、実家での経験を積んだ彼は、兄に「モナストレル主体で自社元詰めのクオリティワインを造ろう!」と提案しました。これが2004年、兄弟で立ち上げた新しいプロジェクト、品質ワインをポリシーとする「バラオンダ」誕生の動機です。

偉大な地域ムルシア州と、小さなD.O.イエクラの宝石「モナストレル」

イエクラは、ムルシア州の北東に位置、スペイン中央部のメセタから地中海側への間にあり、比較的標高の低い山々に囲まれています。D.O.の認定は1975年と、隣接するフミーリャ(1966年認定)よりひと足遅れてはいますが、一部のボデガではフミーリャ同様1980年代後半から「モナストレル」の偉大なポテンシャルに注目し、従来の粗野で田舎臭いスタイルのワインから、よりモダンでなスタイルのワイン造りへと舵を切り替える動きが始まっていました。

イエクラはスペインで唯一、ひとつの町からなるD.O.で、最も小さなD.O.の一つですが、何よりイエクラの特徴となるのは地葡萄「モナストレル種」の存在です。ロバート パーカーがこのモナストレルの偉大さに注目し、2006年にムルシア州を「世界の中でも偉大な地域」と表現したことから、かつて無名であったイエクラの名も一般に知られるところとなりました。

バラオンダ
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