クローヴァー・ヒル タスマニアン・キュヴェ NV
ワールドクラスの品質の冷涼な気候のワインが生産されている地域として、昨今、世界的に非常に知名度が上がっています。残糖度9g/L。
テイスティング・コメント
輝きのある明るいストローイエロー、繊細で柔らかな泡立ち。香りはリンゴ、カルヴァドス、ライム、オレンジピール、ジンジャー、ミネラル、ややスモーキーで、熟成を感じさせるヨード様の香りがアクセント。そしてブリオッシュやカシューナッツ、甘さを抑えた蜂蜜の香り。比較的穏やかな印象だが、奥から成熟度と立ち上るミネラルがひしひしと伝わってくる。口に含むとなめらかでふくよか。パワフルでありながらもピュアで、濃密な果実感で満たされる。洗練された中にアップルパイやシトラスの風味が混ざり合い、中盤から旨みが滲み出る。芳醇でフレッシュ、活気があり、厚みのあるボディがしっかりと全体を支えている。熟した果実のフレーヴァーが広がり鮮やかな酸の余韻が印象的。合わせるお料理は、白身魚や鶏肉の香草焼き、グラタン、鶏肉と茸のクリーム煮、魚介のパスタなど。
2018年12月試飲
クローヴァー・ヒル
1986年に設立されたオーストラリアでトップクラスのスパークリングワイン専門ワイナリー、クローヴァー・ヒル。畑はオーストラリアにおいて最もスパークリングワインを造るのに優れた地区として認知される、タスマニア北東地方パイパーズ・リヴァーにあります。厳選されたぶどうと、奥深さまで感じられる最高品質のオーク樽での熟成、瓶内熟成を経て造られるワインは真の品種とテロワールの特徴を余すところなく表現した、非常に完成度の高いスパークリングワインです。世界ベスト10に数えられるレストランTetsuya'sを始め、多くのオーストラリアの高級レストランにてオンリストされています。オーストラリアワイン評論家ジェームス・ハリデイ4つ星。木樽による発酵を実践しています。
クローヴァー・ヒル タスマニアン・キュヴェ
自社畑のぶどうのみを使用し伝統的シャンパーニュ製法で造られています。瓶内2次発酵の後、少なくとも2年間酵母の澱の上で熟成させることによって、クローヴァー・ヒルの特徴である、生き生きとした力強さが生み出されるのです。フレッシュで、酸味とバランスのよくとれた果実の甘み、そしてクリーミーな泡立ち。残糖度9g/L。