ハインフリート・デクスハイマー ヴァインハイマー・キルヒェンシュトゥック トロッケンベーレンアウスレーゼ 2015 極甘口 375ml
【極甘口】フクセルレーベは、品質、収量とも安定しておらず、たくさんの房を付けるため、春から剪定を始め、収穫量を充分に落とす必要があります。畑は、シーファーを含むローム(25~40%粘土を含む土壌)、トーニック(泥質)土壌です。375mlのTBAでこの価格は、かつて無いコストパフォーマンスの高さで、もちろん品質もヴィンテージを反映した大変素晴らしいものです。高級感のあるゴールドのメタリックラベルです。
残留糖度:198.4g/l
164.5エクスレあります。
インポーター資料より
ハインフリート・デクスハイマー
デクスハイマー家は、アルツァイの近くの丘陵地帯でワイン造りを行うまったくの個人生産者です。畑は、ハイマースハイムを中心に10haを所有し、栽培している葡萄品種は、バッフス、ミュラー・トゥルガウ、フクセルレーベなど多種にわたっています。甘口と辛口は半々。ボトリティスはなるべく後に付いたほうが良いワインが出来るので、いつもボトリティスが早く付かないように努めています。甘口はタンクで保存すると酸化や再発酵のおそれがあるので、リッターボトルで保存し、必要に応じて小瓶に移し替えます。ボトリングラインは、所有せず、衛生管理の行き届いた専門の会社に依頼し、コストも抑えることに成功しています。40%を瓶詰めし、60%はバルクで売ってしまいます。2011年から、冷却発酵槽を導入、シュペートレーゼ以上のワインに使用して、18~20度で発酵出来るようになりました。
アウスレーゼ以上のハイクラスのワインに見るべきものがあると大変評判です。「ねらって造るから、これだけハイクラスのワインがたくさん出来る。他の人が摘み取り終わった後も粘り強く待っている。それも結構神経が疲れるものだ。」(デクスハイマー談)。
※2011年にアイスヴァインが造れなかったため、2012年も挑戦しない人が多かったそうです。しかし、自ら「極甘口の有名人」と称して、リスクをとって挑戦。何度も収穫出来ないことがあったが、結果的に12月8日に収穫に成功しました。